I.K. バイオサイエンス部/研究開発課 2022年入社
所属部署と業務内容は?
バイオサイエンス部の研究開発課に所属しています。入社は2年目になります。よろしくお願いします。
業務内容としては、新規の培養工程の開発や外部の業者さん対応、あとは社内のシステムを見直すところとか、CPCの機器のバリデーションなどをやっています。
研究開発課の名前の通りの研究開発がメイン業務で、プラスアルファでCPC内のことをやったりとかもしています。
プレッシャーを
やりがいに変換する
やはり一番は新規の培養工程の開発をやりたいんですけどなかなかうまく実験が進まなくて、そっちまだまだこれからなんです。ただ、機械関係とかメンテナンス関係とか多岐にわたる業務のところでは、例えばうまく機器が導入できたとか、製造のラインにあまり干渉せずにシステムでやれたなっていうのがあったりとかは手応えを感じました。
業務としては大きな仕事が多い印象があります。例えば、社外秘でお話しできないことも多いんですけど、会社全体に関わってくる話も多く入ってきます。一人一人のプレッシャーは大きいかなとは思うんですけど、自分は昔から研究開発がやりたいって思っていたので、やりがいに変換してじゃないですけど、プレッシャーをうまく転換してこなしてる感じです。
小さい頃の恐竜好きが
再生医療のきっかけ
再生医療をやりたいって思い始めたきっかけは2つあるんです。
1つ目は、自分が恐竜好きなのでその遺伝子関係をやりたいって思ったんです。ジュラシックパークとかも、化石とかから取った遺伝子を組み換えして作ってるんです。琥珀の中にある虫の体液や実際の恐竜の化石の中に残っている細胞を使ったり、そこにも再生医療の技術が使われていて、そういうところが面白いと思ったのがきっかけです。
2つ目が、小学校の時に片腕がない友人がいたんです。その人がもし手があったらどんな生活ができたんだろうなっていうのをちょっと考えた時があって、そのきっかけで再生医療を志したところがあります。その時は医者になりたいとも思ったんですけど、その頃は血が苦手で怖かったので、何かバックアップというか、後ろからフォローできるような仕事に就きたいなと思ったんです。
だから再生医療に興味を持ったのは、それこそ恐竜に興味を持った小学校1年生ぐらいでしたね。まず入口に恐竜があって、小学校の3年生か4年生ぐらいになった時にその友人と出会って、よりイメージが明確になりました。
部署間の距離が近いメリット
規模感的には大企業というわけではないので、その分人との距離が近いというか、他の部署間の距離も近いので、自分の意見を伝えやすいのはすごく感じます。研究職だからといってずっと研究してるわけではなくて、実際に他部署と連携したりすることって多いんです。
例えばパソコン一つ導入するのにも、やっぱり情報システムのところで話し合う必要もありますし、あとは開発の業務の中で倫理的な話も関わってきたりするので、そのときは管理部とも連携が必要になります。開発はやっぱり他部署間との連携がないと難しいかなっていう風には思ってますね。
ただ、実はコミュニケーションとか苦手なんですよ。でもやっぱりやりたいことのためにやるのは苦じゃないんです。
例えば何か実現したいことがあったとして、それが巡り巡ってみんなの利益になるのであれば、チームで動かなきゃいけないなって思うので、そこは大変だとは思わないんです。
あとイベントは積極的にあるかなと思っていて、そのおかげで部署外の方とコミュニケーションを図りやすいです。ありきたりですけど、歓迎会とかがあるとコミュニケーションも取れるし嬉しいなって思います。
前向きで生物が好きなら
まだ成長中の会社なので、働いていく中で課題とかもあるかと思うんですけど、それを何か自分なりに考えて、どうしたらいいんだろうって考えられる人、小さなことでもいいので前に向かっていくような人が向いているのかなって思います。
バイオサイエンス部としては、業務内容がどうしても繰り返し作業が多くなってしまうので、それが苦にならない人とか。あとはやっぱり「生物が好き」という人は毎日細胞を触っているので、好きな人は向いてると思います。