私たちの仕事

製造課

セルバンクで取り扱う様々な細胞の培養を行うのが製造課です。医療機関様での治療に用いる各種細胞の培養や培養規格の立案と確立を担っています。主に取り扱っているのは真皮線維芽細胞と脂肪由来幹細胞です。

培養士と呼ばれる仕事であり、業務の大半はCPC（細胞培養加工施設）の中にあるクリーンルーム内にて行います。決められた手順に沿って、忠実に作業を進めることが求められます。当社の核となる部門であり、社内で最も多くの従業員が在籍しています。

品質課

品質課では「生産管理」「品質管理」「品質保証」を行っています。製造課で培養した細胞がきちんと培養できているか品質試験を実施し、患者様の細胞の品質を守り安全に出荷するのが主な仕事です。

製品の品質を保証するため、再生医療に関連する法律に則って様々な品質規格が設定されています。保管している細胞の管理や原材料・資材の管理も品質課が担っています。

出荷に間に合うよう優先順位を考えながら、業務を進めるのがポイント。安心・安全な細胞を提供するための“最後の砦”のような役割を担っています。

研究開発課

新製品や新技術の企画、研究、開発を担っている部門です。

セルバンクでは主に真皮線維芽細胞と脂肪由来幹細胞の2種類を扱っていますが、既存の細胞培養工程の改善に向けた研究や、現在ご提案している治療とは異なる分野での活用方法の検討、またこれまで扱っていなかった細胞を用いた新たな製品の開発などを行なっています。

自分たちのアイディアはもちろんのこと、まずは自社の製品や製造工程について深く理解することや、研究成果を外部に発信する力を養っていくこと、また常に新しい技術に関する情報を収集することなどが求められます。会社の発展のカギとなる部門です。