みなさんこんにちは。株式会社セルバンク 広報担当です。
弊社代表・北條元治が運営するYouTubeチャンネルでは、美容や医療、健康寿命に関する情報を、各分野の専門家の皆さまと共に発信しています。今回は、その中から「【永久保存版】医学的に正しい、肌のバリア機能を回復させる具体的な方法について解説します」という動画の内容を、読みやすく記事としてまとめてご紹介します。ぜひ動画と合わせてご覧ください。
【監修】北條元治(株式会社セルバンク 代表取締役)
医学博士。東海大学医学部客員教授。肌の再生医療の専門家。セルバンクが運営する自身のYouTubeチャンネルにて、美容や医療、健康寿命に関する情報を発信している。
「迷ったらこれを見て」北條医師が語る、肌のバリア機能を守る5つのポイント
肌のバリア機能を守るために、毎日何をすればいいのか。スキンケアの情報はあふれていますが、「結局、具体的に何を使って、何をやめればいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。今回の動画では、肌の再生医療を専門とする医学博士・北條元治が、これまでチャンネルで繰り返し伝えてきた内容を「永久保存版」としてひとつにまとめています。
テーマは、いつまでも美しくいるために、つまり皮膚がいつまでも健康であるために、日々どんなことをすればいいのか。今回は考え方だけでなく、北條医師がふだん使っている製品名まで挙げながら、かなり具体的に解説しているのが特徴です。なお、紹介された製品はいずれも企業からの依頼(いわゆる案件)ではないことが、動画内で何度も明言されています。
取り上げられたポイントは、次の5つです。
- 洗顔(クレンジング)
- UVケア
- 乾燥対策
- 摩擦をなくす
- 日常の美容ケア
ここからは、北條医師の説明を順番に見ていきましょう。
① 洗顔:朝のクレンジングはやめて「ぬるま湯だけ」に
朝はぬるま湯で洗い、タオルで押さえるだけ
最初のテーマは洗顔です。北條医師の結論は、少し極端に聞こえるかもしれませんが「朝のクレンジングはやめてください」というものでした。
世の中には「夜に塗った美容成分や美容液、パックなどを朝のうちに洗い流さないと、酸化して肌に悪い」として、朝のクレンジングを勧める情報もあります。しかし北條医師は、こうした習慣を「一切やめてください」とはっきり伝えています。では何をするのかというと、朝はぬるま湯で洗うだけで十分だといいます。ぬるま湯でも、ある程度の皮膚の老廃物は洗い流せるため、それで問題ないという考え方です。
洗ったあとは、タオルを顔に押し当てるようにして水気を取るだけ。夜寝る前にどんな美容液を使っていたとしても、翌朝はぬるま湯だけでOKだと北條医師は話しています。
夜のクレンジングは「自分に合う方法」でいい
一方、夜のクレンジングについては「自分の好きな方法でやってください」というスタンスです。ファンデーションやチーク、アイライン、口紅など、メイクの度合いは人によって大きく異なります。ほとんどメイクをしない人もいれば、仕事柄しっかりメイクをしなければならない人もいます。そのため、「この方法だけをやりなさい」と一律に言うことはできない、というのが北條医師の考えです。
夜は自分のメイクに合ったクレンジングを選び、朝はぬるま湯だけ。このメリハリが、北條流の洗顔の基本だといえそうです。
② UVケア:毎日のSPF50はやめて「SPF30以下」を基本に
日常使いならSPF10〜20でも十分
2つ目はUVケアです。北條医師がこれまでずっと伝えてきたのが「日常的にはSPF30以上のものは使わない」ということ。最近はSPF10や20といった、数値が控えめな日焼け止めもたくさん販売されています。北條医師は、こうした製品を日常的に使ってほしいと話しています。
もちろん、真夏の強い日差しの中ではSPF50の製品を使ったほうがよい場面もあります。日焼け止めには、紫外線を防ぐメリットと、肌への負担というデメリットの「天秤」があるため、大切なのは「いつもSPF50を使う」のをやめることだ、というのが北條医師の説明です。
北條医師が挙げた具体例
「じゃあ具体的に何を使えばいいの?」という疑問に答える形で、北條医師はいくつかの製品例を挙げています。ちょっと外に出る、室内で過ごす時間が長い、近所に買い物に行く、といった日常のシーンであれば、ピジョンのベビー向けUVミルクのような、赤ちゃんにも使える低刺激でSPF控えめのものや、敏感肌向けブランドとして知られるアベンヌのUVケア製品、そして北條医師自身が使っているSPF30の製品などで十分だといいます。塗り直しのしやすさも、日常使いでは大切なポイントです。
海や真夏のレジャーは別に考える
ただし北條医師は、「海水浴に行くのに、日常用のものを使えと言っているわけではない」とも付け加えています。あくまで「日常生活のUVケアに何を使えばいいかわからない」という方に向けた原則として、「SPF30以下のもの、10以下のものでも全然大丈夫」と覚えておいてほしい、というメッセージでした。
※編集部注:長時間の屋外活動やレジャー、強い日差しの下では、環境に合ったSPF・PA値の日焼け止めを選び、汗や摩擦で落ちたらこまめに塗り直すことが一般に推奨されています。
③ 乾燥対策:持ち歩けるスプレータイプでこまめに保湿
3つ目は乾燥対策です。パックをすればいいのか、それとも北條医師がよく話題にするキュレルを使えばいいのか。この問いに対する北條医師の答えは、「スプレータイプの保湿アイテムを持ち歩く」というものでした。
外出先で「ちょっと乾燥してきたな」と感じたら、メイクの上からでもいいので、シュッシュッとスプレーする。こうした使い方を北條医師は勧めています。スプレータイプの保湿アイテムにはさまざまな種類がありますが、北條医師自身が使っているのは、キュレルの携帯用の小さなミストタイプ。手のひらに収まるほどのサイズで、持ち歩きやすいのが魅力だといいます。
特定の商品にこだわる必要はなく、「スプレー式のものが非常に有用」というのが北條医師の考えです。乾燥を感じたときにすぐケアできる手軽さこそが、乾燥対策を続けるコツなのかもしれません。
④ 摩擦をなくす:タオルは「押さえる」、そしてマスクを外す
タオルはゴシゴシではなく、押さえるように
4つ目のテーマは摩擦です。北條医師によれば、摩擦対策はクレンジングとセットで考えるものだといいます。朝のぬるま湯洗顔のあとも、夜のクレンジングのあとも、タオルでゴシゴシこするのではなく、押さえるようにして水気を取る。これが基本です。
「ペーパータオルのほうがいいのでは?」「タオルだと雑菌がつかない?」という質問もよく受けるそうですが、北條医師の答えは「タオルで大丈夫」。ただし、洗いたてのタオルを、自分専用として使うことが条件です。家族などほかの人と共用するのは避け、自分のタオルで押さえて終わりにする。シンプルですが、毎日の摩擦を減らすうえで大切な習慣です。
「日常生活で一番やってはいけないこと」
そして北條医師が「日常生活で一番やってはいけないこと」として挙げたのが、マスクの着用です。北條医師は「コロナが終わったのだから、マスクを外してください」と、かなりストレートに呼びかけています。マスクが肌に触れ続けることで摩擦が生じ、肌のバリア機能を損なうというのがその理由です。北條医師は、これこそが摩擦をなくすための「一番リアルな対策」だと話していました。
北條医師が語る「マスクの役割」
北條医師は、多くの人がマスクの役割を誤解していると指摘します。北條医師の説明によれば、マスクは間違いなく感染予防のためのグッズですが、それは「感染している人が、他人にうつさないため」のもの。健康な人が自分を守るためにつけても、防御効果はほとんど期待できない、というのが北條医師の見解です。
そのため、「他人から自分を守るため」という理由でマスクを続けているのであれば、今すぐやめてほしいと話しています。
※編集部注:マスクの効果については、着用者自身の感染リスクを一定程度下げるとする研究や公的機関の見解もあります。高齢の方や基礎疾患のある方、医療機関の受診時、感染症の流行期で混雑した場所など、マスクの着用が勧められる場面もあります。着用の判断は、ご自身の体調や周囲の状況、医療機関の指示などを踏まえて行ってください。
マスクより、お化粧のほうがいい?
動画の最後には、スタッフとのやり取りも収録されています。「肌のためにお化粧をしない」という人もいるという話題に対して、北條医師は「マスクをするくらいなら、お化粧をしたほうがいいと思う」とコメント。マスクの繊維が肌に触れてザラザラと刺激を与え続けるのに比べれば、今のファンデーションは非常に優秀で、マスクと同じくらい肌を刺激するものはおそらくないだろう、と話していました。
⑤ 日常のケア:「攻めの美容液」は手放してシンプルに
最後の5つ目は、北條医師自身も「耳の痛い話かもしれない」と前置きしたテーマです。それは、いわゆる「攻めの美容液」をやめること。具体的には、目元のシワ改善、目元のクマ改善、口元のほうれい線改善、肌のハリを出すといった効果をうたう成分が入った美容液を、一切やめるよう勧めています。
では代わりに何を使えばいいのか。北條医師は「何を使うと言うのはなかなか難しい」としながらも、具体例として「2,000円以下の化粧水」を挙げていました。高価な美容液に効果を期待するよりも、手頃でシンプルな化粧水で、肌を健やかに保つことを優先する。これが北條医師の考える日常ケアの基本です。
この考え方は、以前の動画で北條医師が語っていた「医薬品のような効果をうたう美容液には期待しない」という話とも共通しています。
※本記事は、動画で語られた内容を編集部が要約・再構成したものであり、特定の症状の診断や治療、特定の商品の効果・安全性を評価するものではありません。記事中の見解は動画内で語られた個人の意見を含みます。肌の症状や感染対策については、必ず医療機関にご相談のうえご判断ください。


