【2800人調査】慢性的な膝の痛みを持つシニア女性の約6割が、膝痛の治療に「再生医療」を希望 〜「現在の治療法より状態が改善しそう」「一時的な対策でなくずっと効き目がありそう」「詳しいないようを知りたい」など、期待の声多数〜

あらゆる細胞に対応可能な敷地面積約732㎡の大規模な細胞加工施設を保有する、株式会社セルバンク(本社:東京都中央区、代表取締役:北條 元治)は、慢性的に膝の痛みを感じている40〜70代の女性2871名に対し、「膝の痛みとその治療法」に関するアンケート調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。

膝の痛みとその治療法に関する調査
トピック01:
膝の痛みに対し、「何もしていない」と49.6%が回答
トピック02:
膝の痛みの治療法としての再生医療、3人に2人が「知らない」と回答(66.3%)
トピック03:
56.0%が「再生医療を利用してみたい」と回答した

調査概要

調査概要
膝の痛みとその治療法に関する調査
調査方法
インターネット調査
調査期間
2021年6月11日〜同年6月16日
有効回答
慢性的に膝の痛みを感じている40〜70代の女性2871名

慢性的な膝痛を持つ女性のうち、7割が40〜50代に発症

「Q1. あなたが慢性的な膝の痛みを発症したのはいつ頃からですか。」(n=2871)と質問したところ、「40代」が36.5%、「50代」が34.0%という回答となりました。

Q1に対する回答の割合を棒グラフ化した図
  • ・40歳以前:12.1%
  • ・40代:36.5%
  • ・50代:34.0%
  • ・60代:14.6%
  • ・70代:0.4%
  • ・その他:1.0%
  • ・わからない/答えられない:1.4%

膝の痛みに対し、半数が「何もしていない」と回答

「Q2. あなたが膝の痛みに対してとっている/とっていた治療法を教えてください。(複数回答)」(n=2871)と質問したところ、「何もしていない」が49.6%、「リハビリ・運動療法」が27.1%、「薬による治療」が23.4%という回答となりました。

Q2に対する回答の割合を棒グラフ化した図
  • ・何もしていない:49.6%
  • ・リハビリ・運動療法:27.1%
  • ・薬による治療:23.4%
  • ・手術療法:2.9%
  • ・再生医療:0.9%
  • ・その他:11.9%
  • ・わからない/答えられない:0.9%

医療法の選択は、67.9%が医療関係者の勧め

Q2で「リハビリ・運動療法」「薬による治療」「手術療法」と回答した方に対し 「Q3. なぜその治療法を選択しましたか。(複数回答)」(n=1162)と質問したところ、

Q3に対する回答の割合を棒グラフ化した図
  • ・医療関係者に勧められたから:67.9%
  • ・家族・友人等に勧められたから:17.7%
  • ・ネット上の情報から:14.1%
  • ・費用・コスト面から:13.4%
  • ・論文等の学術的文献から:1.7%
  • ・その他:7.9%
  • ・わからない/答えられない:1.7%

膝の痛みが影響を及ぼしているのは「家事」や「散歩」

「Q4. 膝の痛みから支障が出ている日常の行動について教えてください。(複数回答)」(n=2871)と質問したところ、「家事」が31.9%、「散歩」が30.5%、「ランニング・ジョ ギング」が21.3%、という回答となりました。

Q4に対する回答の割合を棒グラフ化した図
  • ・家事:31.9%
  • ・散歩:30.5%
  • ・ランニング・ジョギング:21.3%
  • ・ガーデニング・庭仕事:17.7%
  • ・旅行:15.8%
  • ・ジム・エクササイズ:14.2%
  • ・テニス・ゴルフ等球技:7.5%
  • ・育児 :2.9%
  • ・その他:25.8%
  • ・わからない/答えられない:10.7%

膝痛の治療法としての再生医療、「知らない」が66.3%

「Q5. あなたは膝の痛みの治療法として、再生療法をご存じですか、また検討したことがありますか。」(n=2871)と質問したところ、「知らない」が66.3%、「知っているが検討したことはない」が24.8%、「検討したことがある」が4.4%という回答となりました。

Q5に対する回答の割合を棒グラフ化した図
  • ・検討したことがある:4.4%
  • ・知っているが検討したことはない:24.8%
  • ・知らない:66.3%
  • ・わからない/答えられない:4.5%

再生医療を利用してみたいと回答したのは56.0%

「Q6. 外科手術ではなく、副作用・病気感染のリスクが少なく膝の痛みを取ることができる再生医療が気軽に利用できたら、利用してみたいと思いますか。」(n=2871)と質問したところ、「とても利用したい」が15.9%、「利用したい」が40.1%という回答となりました。

  • ・とても利用したい:15.9%
  • ・利用したい:40.1%
  • ・あまり利用したくない:13.3%
  • ・全く利用したくない:5.7%
  • ・わからない/答えられない:25.0%
Q6に対する回答の割合を棒グラフ化した図

再生医療をしてみたい理由は「現在の治療法より状態が改善しそう」が49.1%、次いで「病院・整骨院に通わなくて良い」が46.9%

Q6で「とても利用したい」「利用したい」と回答した方に対し 「Q7. どのような点で利用したいと思いましたか。(複数回答)」(n=2871)と質問したところ、「現在の治療法より状態が改善しそう」が49.1%、「病院・整骨院に通わなくて良い」が46.9%という回答となりました。

Q7に対する回答の割合を棒グラフ化した図
  • ・現在の治療法より状態が改善しそう:49.1%
  • ・病院・整骨院に通わなくて良い:46.9%
  • ・今までの治療法に効果をあまり感じていない:25.4%
  • ・周りに再生医療で回復した人がいる:3.0%
  • ・友人や家族の声:1.9%
  • ・その他:5.0%
  • ・わからない/答えられない:3.9%

再生医療の印象、「詳しい内容を知りたい」「無理なく治療ができそう」など

「Q8. 再生医療に対して、どのような印象をお持ちですか。(自由回答)」(n=2871)と質問したところ、「無理なく治療ができそう」「名前を聞いたことがある程度なので、詳しい内容を知りたい。」など、2091件の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

  • ・これから期待できる治療法だと思う
  • ・高額だが効果が高い印象。
  • ・どこで行われているのかわからない。相談したい
  • ・希望でしかないがまだ少ないのでは
  • ・痛みがなくなり生活が豊かになりそう
  • ・一時的な対策でなくずっと効き目がありそう
  • ・無理なく治療ができそう
  • ・まだよくわからないので実際の口コミが聞きたい。
  • ・どんな治療か興味がある。
  • ・名前を聞いたことがある程度なので、詳しい内容を知りたい。

まとめ

今回、慢性的に膝の痛みを感じている40〜70代の女性2871名に対し、「膝の痛みとその治療法」に関するアンケート調査を実施しました。

まず、慢性的な膝痛を持つ女性のうち、「40代」が36.5%、「50代」が34.0%と、7割が40〜50代に発症しています。その膝の痛みに対してとった治療法を質問したところ、「何もしていない」が49.6%、「リハビリ・運動療法」が27.1%、「薬による治療」が23.4%でした。膝の痛みに対し、何もしないで痛みから回復するのを待つ人が多い一方で、自由回答においては、何種類か治療法を試した上で、効用が感じられなかったために治療を諦めてしまった、という事例も散見されました。

リハビリ・運動療法、薬による治療、手術治療といった医療法の選択は67.9%が医療関係者の勧めによるものでした。続いて「家族・友人等に勧められたから」が17.7%、「ネット上の情報から」が14.1%と、数字に開きがあるものの口コミやネット情報を参考にしている人もみられました。

その中で、再生医療を治療法として選択した人は全体の0.9%に留まっています。さらに膝痛の治療法としての再生医療は「知らない」が66.3%と、およそ3人に1人の認知度となっています。また、「知っているが検討したことはない」人が24.8%と、治療までのハードルが高いことがわかりました。

しかし、「再生医療を利用してみたい」と回答したのは56.0%と、認知度は低いものの、利用へのハードルを下げることができれば利用したいという人が半数以上いることが明らかに。利用したい理由としては、「現在の治療法より状態が改善しそう」が49.1%、「病院・整骨院に通わなくて良い」が46.9%と、現状からの変化を求める理由が多くありました。

再生医療へのイメージを聞いた問いで多く集められた意見として、「詳しい内容を知りたい」という声がありました。認知度の低さと相まって、再生医療の不透明性といったものが課題となっているようです。一方で、再生医療の今後に期待する声も多くあり、慢性的な膝痛に悩まされている人の希望として、よりメジャーな治療法となる日も近いのかもしれません。

株式会社セルバンク 代表取締役 北條 元治からのコメント

当社は2004年の創業以来、皮膚の再生医療に必要な技術・特許を備え、医療機関で実際に使われる皮膚細胞の製造(加工)に携わってきました。この間、皮膚ばかりでなくiPS細胞、幹細胞を用いた再生医療に必要な技術やノウハウを十二分に蓄積してまいりました。現在、あらゆる細胞に対応可能な敷地面積約732㎡の大規模な細胞加工施設を保有しております。

「老化した皮膚治療」の目的で、リアルに多くの方々から支持・利用されてきた「実績」があったからこそ、現状の高い稼働率で働き続ける細胞工場へと発展しました。今後は変形性膝関節症の治療など、皮膚以外の分野にも多く活用されるはずです。

株式会社セルバンク 代表取締役 北條 元治

セルバンクの細胞保管サービスとは

一言で表すなら肌細胞の銀行です。今の元気な細胞を半永久的に保管することのできる「セルバンク」を利用することで、何年経っても保管をした当時のままの元気な細胞を取り出して、衰えが気になりだした時に治療がうけることができます。例えば、現在40代で、20年後の60代の頃に「40代の頃の細胞を移植する」といった、最先端の再生医療を受けることができます。

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