株式会社セルバンクの再生医療支援事業で提携した 医療法人社団甲南回生 松本クリニックが脂肪由来幹細胞の治療を開始

特定細胞加工物製造事業、細胞保管事業、再生医療支援事業を手掛ける株式会社セルバンク(所在地:東京都中央区勝どき、代表取締役:北條 元治)は、再生医療支援事業で業務提携しコンサルティングを開始した医療機関である、医療法人社団甲南回生 松本クリニック(所在地:兵庫県芦屋市三条南町、理事長:松本浩彦)が2021年4月に一般社団法人再生医療普及協会の特定認定再生医療等委員会にて承認され、2021年6月より、変形性関節症に対して、脂肪由来幹細胞(ASC)の治療を行う医療機関として治療を開始しましたことをお知らせいたします。

松本クリニックの松本医師は、日本スポーツ協会 公認スポーツドクターとして、数多くの著名なアスリートの主治医を務めてきたと共に、日本臍帯プラセンタ学会会長、臨床美容再生医療学会理事長も務め、美容医療・エイジングケアにも積極的に取り組んでいます。

この度、兵庫県芦屋市で変形性関節症に対して脂肪由来幹細胞の治療を開始した初のクリニックとなります。

提供サービス・商品
https://cellbank.co.jp/

脂肪由来幹細胞の治療開始背景

高齢化社会の中、関節症・変形性関節症などの患者数は年々増加傾向にあります。関節症・変形性関節症について、細胞を使った治療に当たる医療機関、導入を検討する医療機関を株式会社セルバンクは拡大しています。

脂肪由来幹細胞の治療は、軟骨などの組織が加齢や筋肉量の低下などによりすり減って、損傷した際に生じる変形性膝関節症などの病気に対して、軟骨の修復が期待できる再生医療の一つです。幹細胞を培養して数を増やし、それをひざ関節に直接注入するだけなので、通院のみで受けられます。高齢者だけではなく、家庭や仕事の都合で入院が難しいという方に対して治療が提供可能となります。

この記事をPDFでダウンロード

ニュース一覧へ