創立20周年を迎えました
2024年6月10日、株式会社セルバンク(特定細胞加工物製造事業等、所在地:東京都中央区勝どき、代表取締役:北條元治)は創立20周年を迎えました。20周年という節目の年を迎えることができましたのも、支えてくださった多くのお客様、並びにパートナー企業の皆様によるご支援、ご愛顧の賜物と心から感謝いたしております。
弊社は、「日本の再生医療のリーディングカンパニーとして社会に貢献する」をビジョンに、再生医療という新しい治療法を、一人でも多くの患者様に届けることを目指して参りました。社員一同その決意を新たにし、より一層の努力のもと、皆様のご愛顧にお応えしていく所存です。今後とも何卒、ご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
セルバンクのあゆみ
医師であり、当社の代表取締役である北條元治は、弘前大学医学部卒業後に信州大学附属病院勤務を経てペンシルベニア大学医学部で培養皮膚を研究。帰国後、東海大学にて同研究と熱傷治療に従事。再生医療が世間に認知され、社会に貢献するためには研究者としての役割と同様にビジネスとして社会に普及することが大切だと認識し、まだ「再生医療」という言葉が世の中に認知されていなかった2003年より活動を開始、2004年6月10日にセルバンクの歴史がスタートしました。
2014年には「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」が施行され、弊社は2015年にこの法律の構造設備基準を満たした細胞培養加工施設(CPC)を建設。それとほぼ同時期に「特定細胞加工物製造許可」を取得。さらに、開業当初から提供している真皮線維芽細胞に加え、2020年には、脂肪由来幹細胞の提供を開始。2021年にはCPC内にあるアーカイブエリア(細胞保管室)を拡大しました。そして本年2024年に、20周年を迎えました。
高品質の細胞を皆様に安心・安全にお届け
弊社は、細胞の「品質」や「低価格」にこだわりを持っており、動物由来酵素や動物由来血清は一切用いないアニマルフリーの細胞培養を行っております。自己血清(患者様ご自身の血液)のみを使用することで、自身の生体拒絶反応をなくし細胞の高い安全性と品質を確保し続けてきたことが、医療機関の皆様方をはじめ、多くの方々からの信頼につながっているものと、自負しております。
更なる成長のために
業務拡大のため、2024年6月3日(月)より本社オフィスを同じビルの4階に増床し、3Fと4Fの2フロアとなりました。これまでも医療機関の皆様方をはじめ多くの方々のご支援を賜りながら、業容を拡大して参りました。今後はさらなる成長を目指し、数々の施策を講じる予定であります。今回のオフィス増床はその序章であり、今夏にはCPCの生産キャパシティの拡大、来年には細胞保管室の新設を計画しております。働く環境をより働きやすい環境に整備し、より低価格で高品質な細胞をお届けできるよう、ハード・ソフト両面で成長を続けてまいります。
新フロアの施設紹介
業務体制の拡大・従業員の増加に伴い、 2024年6月3日(月)より弊社オフィスのフロアを同ビル4Fに増床いたしました。