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武蔵野皮フ科クリニック

「患者さんに優しいクリニック」を理念に掲げ、地域に根差した医療を提供する武蔵野皮フ科クリニック。2026年7月には三鷹本院を移転・拡張し、誰もが緊張せず気軽に相談できる環境を整えました。一般皮膚科を中心とした保険診療を軸に、美容皮膚科や再生医療まで幅広く対応。患者様一人ひとりの肌と心に寄り添う青木あおき 亜紀子あきこ院長に、診療への想いや新たな取り組みについて詳しく伺いました。

青木あおき 亜紀子あきこ 医師プロフィール

武蔵野皮フ科クリニック 院長

  • ・日本皮膚科学会
  • ・Dr. OBAGI 認定医
経歴
  • ・東京慈恵会医科大学 医学部 卒業
  • ・慈恵医大病院 皮膚科 医師
  • ・大宮皮膚科クリニック 院長
  • ・メディカルプラスクリニック新宿東口 院長
  • ・南大沢メディカルプラザ 皮膚科 医師
2009年
武蔵野皮フ科クリニックを開業
2010年
医療法人社団 青翠会 理事長に就任
2016年4月
武蔵野皮フ科クリニック国立分院開院
2026年7月
武蔵野皮フ科クリニック三鷹本院移転拡大

武蔵野皮フ科クリニック
公式サイト

「病気を見ずして病人を見よ」― 医師としての歩みと診療の原点

まず先生のご経歴や、開院に至った想いを教えてください

東京慈恵会医科大学医学部を卒業後、慈恵医大病院の皮膚科に勤務しました。その後、大宮皮膚科クリニックやメディカルプラスクリニック新宿東口で院長を務め、南大沢メディカルプラザでも皮膚科診療に携わりわらせていただきました。一般皮膚科から美容皮膚科まで幅広い診療経験を積み、それが私の医師としての確固たる土台となっています。

その後、2009年に武蔵野市で「武蔵野皮フ科クリニック」を開院し、2016年には国立分院を開設、2026年7月に三鷹本院を現在地に移転・拡張するに至りました。クリニックを開院するにあたっては、誰もが緊張せずに、気軽に悩みを打ち明けられる場所にしたいという想いが最初から強くありました。

「患者さんに優しいクリニック」というコンセプトは、開院当初から変わらない軸なのですね

まさにその通りです。開院以来、私が一貫して大切にし続けているのは、地域の皆様が皮膚のことを何でも気軽に相談できるクリニックであることです。皮膚科で扱う病気の多くは直接命に関わるものではありません。

しかし、かゆみや痛みはもちろん、ご本人だけが気にされているようなシミやイボであっても、その方にとっては毎日の生活や気持ちを曇らせてしまう大きな悩みになり得ます。そのため、病気や症状だけを見るのではなく、患者様が何に悩み、どのような生活をされ、どのような治療を望んでいるのかまで考えて診療することを大切にしています。

私の母校である東京慈恵会医科大学の学祖、高木兼寛先生の言葉に、今も私の心に深く刻まれている「病気を見ずして病人を見よ」という教えがあります。これは病気だけを治療するのではなく、一人の生活者として患者様を見るというこの考え方を、今も診療の基本にしています。

新院のこだわりと保険診療への想い

移転・拡張された三鷹本院ですが、院内の空間づくりにおいてこだわりが随所に反映されていると伺いました

今回の移転・拡張にあたっては、当院の理念である「患者さんに優しいクリニック」をどのように体現するかにこだわりました。

まず重視したのは「通いやすさ」です。駅から近く、どなたでもスムーズに入っていただけるような診療動線を確保しました。

そしてもう一つの大きなこだわりが、患者様が受診される際に「緊張しすぎない空間をつくる」ということです。私の完全な個人の趣味でもあるのですが、温かみのあるアンティークのアイテムなどを院内の随所に配置しました。お気に入りのアンティーク家具が少しそこにあるだけで、空間全体の空気がふっと柔らかくなり、リラックスした気持ちになっていただけるのではないかと考えたからです。緊張のハードルを少しでも下げて、「ここなら安心して話せるな」と感じていただけるような温かい環境を整えました。

診療体制としても、一般的なクリニックとは異なる特徴がありますね。

当院は、一般皮膚科を中心とした「保険診療」をメインとしています。そして、一般皮膚科を中心とした保険診療は予約制ではなく、受診を希望される患者様に直接ご来院いただく診療体制としています。

また、土曜日・日曜日も診療を行っています。急な皮膚症状が生じた方や、お仕事・子育てなどの事情で受診時期を調整しにくい方にも、相談していただきやすいクリニックでありたいと考えています。

一方で、美容医療などの自由診療と、保険診療における手術については、十分な診療時間と処置環境を確保するため、こちらは完全予約制とさせていただくことで、メリハリのある診療体制を構築しています。子どもから年配の方まで、ご家族全員のあらゆる皮膚のお悩みに応えられる場であること。それが、私たちが果たすべき最も大切な使命だと考えています。

三鷹本院と国立分院の両院で、保険診療から美容医療まで幅広く対応し、必要に応じて複数の医師や形成外科医とも連携できることも、当院の強みだと思います。

地域の中で紡がれる、世代を超えた患者様との信頼関係

長年、地域医療に根差した診療を続けられてきた中で、特に印象に残っている患者様や出来事はありますか?

特定のお一人というよりも、長く通院してくださっている患者様や、ご家族ぐるみで受診してくださる皆様との関わりが強く印象に残っています。

開院当初から通ってくださっている方や、小さなお子様だった患者様が成長され、今度はご自身のお子様を連れて受診してくださることもあります。また、ご本人だけでなく、ご家族やご友人をご紹介いただくこともあります。そのようなつながりに触れるたびに、地域の中で長く診療を続け、患者様との信頼関係を少しずつ築いてきたことの重みを感じます。

皮膚のお悩みは、周囲から見れば小さく思えることであっても、ご本人にとっては日常生活や気持ちに大きく影響することがあります。だからこそ、症状だけを見るのではなく、その方が何に困り、何を望んでいるのかを丁寧に伺うことを大切にしています。

患者様やご家族の人生の節目に触れながら、長く頼っていただけることが、医師として何よりうれしく、医者冥利に尽きることだと思っています。

日々の診察の中で、どのようなことを心がけていらっしゃるのでしょうか

最も大切にしているのは、患者様の肌と心に、まっすぐ向き合うことです。

皮膚の症状そのものだけでなく、患者様が何を一番気にされているのか、日常生活でどのような不便を感じているのか、治療に対してどのような不安やご希望があるのかを、できる限り丁寧に伺うようにしています。

同じ症状であっても、年齢、生活環境、ご職業、価値観によって、適した治療は異なります。医学的に正しい治療であることはもちろんですが、その方が無理なく続けられる治療であることも重要です。

また、患者様のご希望をすべてそのまま受け入れるのではなく、医学的に適切でない場合や、ご期待に沿う結果が難しいと考えられる場合には、そのことを率直にお伝えすることも必要だと思っています。美容医療や再生医療では、良い面だけをお伝えするのではなく、考えられるリスクや治療の限界についても分かりやすくご説明し、患者様ご自身が納得して選択できるようにすることを心がけています。

「肌の再生医療」導入の背景と、自ら体験して分かったリアルな視点

真皮線維芽細胞注入療法を導入されました。この治療に興味を持たれたきっかけは何だったのでしょうか

当院ではこれまで、患者様ご自身の血液を用いる再生医療であるACRS療法を1,500件以上ご提供してまいりました。その中で、再生医療という分野に対する患者様の関心や期待を実感するとともに、一人ひとりのお悩みに応じて、さらに幅広い選択肢をご提供したいという思いが強くなりました。

肌の再生医療に興味を持った最初のきっかけは、詳細に紹介されている動画を見たことでした。患者様ご自身の皮膚から細胞を採取し、培養したうえで再びご自身の肌に戻すという治療の仕組みに深い関心を持ちました。

しかし、医師としてただ文献や説明を読むだけで、すぐに患者様にご提案するようなことはいたしません。必ずそれが本当に安全で効果があるものなのかを、自分の身体で確かめるべきだと考えています。そこで、まずは私自身が施術を受けることにしました。

実際に経験してみていかがでしたか?

細胞の採取から施術、その後の経過までを患者様の立場で経験したことで、治療の流れや身体的な負担、患者様が不安に感じやすい点について、より具体的に理解することができました。その経験を踏まえ、適応のある患者様にご提案できる新しい選択肢の一つとして、当院でも提供したいと考えるようになりました。

自分自身が患者様の立場で治療を経験したこと、ACRS療法を数多くご提供してきた経験、地域医療における役割、そして移転による環境整備が重なり、このタイミングで導入を決断しました。

すべての方に適している治療ではないため、適応を慎重に判断し、治療内容、期待できることと限界、リスク、治療期間、費用などについて十分にご説明したうえでご提供してまいります。

細胞保管に期待できるメリットを教えてください

細胞保管のメリットは、採取した時点のご自身の細胞を、将来のために保管しておけることだと考えています。

一般的に、細胞は年齢とともに状態や働きが変化していきます。そのため、現在のご自身の細胞を採取して保管しておくことには、将来、必要に応じて活用できる可能性を残しておくという意味があります。また、一度採取・培養した細胞を保管することで、治療計画によっては、改めて皮膚を採取する負担を減らせる可能性もあります。

再生医療の技術は今後も発展していく分野です。将来、医療技術や活用方法がさらに進歩した際に、保管しているご自身の細胞を活用できる可能性があるという点も、細胞保管の魅力の一つだと思います。

ただし、細胞を保管すれば将来の治療効果が保証されるということではありません。その時点で認められている医療技術や適応、安全性などを確認しながら、適切に活用を判断することが必要です。

細胞保管は、将来の治療を約束するものではなく、将来に向けて選択肢を残しておくための一つの備えだと考えています。

人生100年時代における「美」と「健康」の調和、そして患者様へのメッセージ

青木先生が考える、人生100年時代における「美」と「健康」の本質についてお聞かせください

私は、美と健康は切り離すことのできないものだと考えています。健康であることは、自然な表情や笑顔につながります。一方で、肌や外見のお悩みが改善することで自分に自信を持てるようになり、外出や人との交流に積極的になったり、気持ちや生活そのものが前向きになったりすることもあります。

美容医療は、単に若く見せたり、年齢に逆らったりするためだけのものではありません。年齢を重ねることを否定するのではなく、その年代ごとの変化を受け入れながら、自分らしく、心身ともに健やかに過ごすための一つの方法だと考えています。人生100年時代では、単に寿命を延ばすだけでなく、長い人生をどのような気持ちで、どのように自分らしく過ごすかが重要になります。

肌の健康を守り、外見上のお悩みにも適切に向き合うことが、患者様の自信や生活の質、心身の健康につながっていく。そのお手伝いをすることが、皮膚科・美容皮膚科の役割だと思っています。私たちが目指しているのは、単に肌をきれいにすることではありません。医療を通じて患者様の心に自信の光を灯し、その方らしい毎日や人生を支えていくことです。

最後に、この記事を読んでくださっている方へメッセージをお願いします。

皮膚のお悩みは、かゆみや痛みを伴う病気だけではありません。シミ、しわ、たるみ、イボ、ニキビ跡など、周囲の方には気づかれないようなお悩みであっても、ご本人にとっては毎日の生活や気持ちに大きく影響することがあります。

「この程度のことで相談してもよいのだろうか」「美容医療や再生医療には興味があるけれど、少し不安がある」そのように思われている方も、まずはお気軽にご相談ください。

当院では、保険診療を基本としながら、患者様のお悩みやご希望に応じて、美容医療や再生医療を含めた選択肢をご提案しています。

真皮線維芽細胞注入療法についても、すべての方に一律にお勧めするのではなく、治療内容、期待できることと限界、リスク、治療期間、費用などを十分にご説明し、ご理解、ご納得いただいたうえで治療を進めてまいります。これまで当院が地域の皆様に提供してきた一般皮膚科、美容皮膚科、形成外科の診療に、再生医療という新たな選択肢を加えることで、より幅広いお悩みにお応えしていきたいと考えています。

再生医療も、患者様のお悩みに応えるための大切な選択肢の一つです。

これからも地域に根差した皮膚科として、患者様お一人おひとりの肌と心に向き合い、「先生に相談して良かった」と思っていただけるクリニックであり続けたいと思います。

武蔵野皮フ科クリニックの基本情報

施設名
医療法人社団青翠会 武蔵野皮フ科クリニック
診療科目
アレルギー科、皮膚科、美容皮膚科
院長
青木亜紀子
電話番号
0422-60-2856
住所

〒180-0013
東京都武蔵野市西久保1-6-25 メディフロント武蔵野 1・2F

公式サイト
https://m-c-d.jp/

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