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銀座リシェスクリニック

今回、再生医療を導入した銀座リシェスクリニックの平岡 美樹子(ひらおか みきこ)院長にお話を伺いました。

美容医療を通じて患者様に前向きな気持ちを持って欲しいという想いから、丁寧なヒアリングを大切にしている平岡院長が、クリニックで導入する美容治療を選ぶポイントやご自身が行っている普段の美容ケア、そして見た目年齢を若く保つ秘訣まで、医師の目線からお話しいただきました。

平岡 美樹子(ひらおか みきこ) 医師プロフィール

銀座リシェスクリニック 院長

皮膚科専門医・抗加齢医学専門医

経歴
  • 東京大学医学部卒業
  • 東京大学医学部附属病院 勤務
  • 日本赤十字社医療センター 勤務
  • 国家公務員共済組合 虎の門病院 勤務
  • 東京美容外科 池袋院  院長
  • 2024年10月 銀座リシェスクリニックを開業
得意施術
肌育治療、クマとり治療、ヒアルロン酸注入、ウェルエイジング治療

銀座リシェスクリニック
公式サイト

再生医療を導入されたきっかけを教えてください。

実は、開業する前から美容皮膚科に通っていたのですが、あるクリニックで再生医療を取り入れていらっしゃったんです。そこの先生が実際に治療を行っていらして、最初は「再生医療って何だろう?」という程度の認識でした(笑)。

でも、実際にその治療を受けられた患者様のお肌を拝見したときに、「これはすごいな」と衝撃を受けたんです。若い頃の細胞を使って肌を再生させるというのは、とても理にかなっていると感じました。自分がクリニックを開く際には、ぜひ取り入れたいと思っていた治療のひとつです。

先生のご経歴について教えていただけますか?

東京大学の医学部を卒業した後、同大学の皮膚科で5年間研修を積み、皮膚科専門医の資格を取得いたしました。もともと「人を美しくしたい」という気持ちが強く、美容医療に強く惹かれていたこともあり、その道に進むことを決めました。

大手美容外科に勤務し、院長を務めたこともあります。ただ、大手の医療機関では、自分の理想とする医療の提供が難しいと感じる場面も多くありました。もっと患者様一人ひとりに寄り添えるクリニックをつくりたいという想いから、独立を決意いたしました。

美容医療の道に進まれた理由は?

いくつか理由はありますが、最も大きいのは、私自身が美容医療をとても好きだという点です。治療を受けるのも好きですし、新しい治療を導入する際には、必ず自分で試してから取り入れています。

また、現役で働いている方や、子育て中のお母様など、日々がんばっていらっしゃる方々を応援できる方法のひとつとして、美容医療があると感じています。

患者様の人生がポジティブに変わる瞬間に立ち会えることが嬉しいです。美容医療は病気を治す医療ではありませんが、外見が整うことで自信がつき、前向きな気持ちになられる方が多くいらっしゃいます。

治療を受けた方がどんどん表情が明るくなっていく様子を見ると、「この仕事をしていて本当によかった」と実感します。治療後に口角が上がったり、ファッションが華やかになったりするのを見ると、私もとても嬉しくなります。

平岡先生の普段行っている美容ケアやセルフケアについて教えてください。

美容ケアはかなり意識して行っていますので、話し出すと長くなりますが(笑)。

まず、肌に関して気をつけているポイントは3つあります。

  • 1つ目は、紫外線カット。紫外線が肌の老化の80%の原因と言われていますので、これだけは絶対に守らないといけません。紫外線対策は、季節を問わず年中無休で行っています。
  • 2つ目は保湿。乾燥すると肌のバリア機能が弱くなり、炎症を引き起こしやすくなるので、保湿は欠かせません。
  • 3つ目は、「擦らない」こと。肌をゴシゴシこするのはNGです。赤ちゃんの肌を触るように、優しく扱うことが大切です。

また、食事面でもフルーツや野菜をたくさん摂るように心掛けていて、夜は9時以降は食事を控えるようにしています。基本的なことなんですが、意外と実践していない方が多いんです。

あとは運動ですね。運動は肌だけでなく脳のアンチエイジングにも効果があるので、非常に大切な要素だと思っています。

見た目年齢を若く保つ秘訣はありますか?

見た目年齢を保つための秘訣は、たくさんありますが、まず一番大事なのは「よく笑うこと」だと思います。エネルギーが溢れていると、内面から若々しさが出てきますよね。いくら見た目が整っていても、表情が暗いと年齢が上に見えるものです。なので、笑顔を大切にしています。

それに加えて、肌をきれいに保つことも大事です。肌が美しいと、それだけで清潔感や上品さを感じさせますし、外見がリッチに見えることもあります。逆に、肌が荒れていると、どんなにお金があっても印象が良くないですよね。

私はよく「美肌は最高のジュエリー」と患者さんにもお話ししています。また、若い細胞を保存するための肌の再生医療を受けることも、若さを保つためにはとても効果的だと思います。

導入される治療は、先生ご自身で試されると伺いました。

はい、当院では新しい治療を導入する際、必ず私自身で試すようにしています。世の中にはさまざまな機器がありますが、同じ「ハイフ」であっても、機種によって効果に大きな差が出ることもあるんです。だからこそ、自分自身で納得できたものだけを患者様にご提供したいと考えています。

ちなみに私自身は、30代に入りフェイスラインのたるみが気になってきたこともあり、ハイフや高周波治療が特にお気に入りです。ダウンタイムが少ないうえに、しっかりと効果も実感できるので、患者様からも非常に人気があります。

カウンセリングで大切にされていることは何ですか?

まずは、患者様の「なりたい理想像」をしっかりとお伺いすることを大切にしています。医師として「良い」と思う治療が、必ずしもその方にとってベストとは限らないからです。

外科的な治療に抵抗がある方や、ダウンタイムを取ることが難しい方もいらっしゃいますので、そういった背景やお考えを尊重しながら、ご本人にとって最適な方法を一緒に考えるよう心がけています。

これまでで、特に印象に残っている患者様はいらっしゃいますか?

本当にさまざまな方がいらっしゃるのですが、特に印象に残っているのは、80歳の男性の患者様です。とてもアクティブな方で、ゴルフもされていて、「残りの人生を楽しんでいます!」とおっしゃるような、すごく前向きな方でした。その方が「誰かにモテたいわけじゃないけど、シミを取りたいんだ」とおっしゃったんです。

理由を伺うと、「毎朝鏡を見たときに、自分の顔にがっかりしたくない」と。

それを聞いたときに、「ああ、美容医療の本質ってここにあるのかもしれない」と感じました。鏡に映る自分に、自信が持てるかどうか。それは年齢には関係ないんですよね。自己満足と言われるかもしれませんが、それがその方にとってのモチベーションになっている。とても心に残るエピソードです。

最近のご高齢の方々は本当にお元気で、週3でゴルフをされている方もいらっしゃいます。これからは、見た目のメンテナンスという意味でも、美容医療がもっと高齢の方々にも広がっていくのではないかと思っています。

最後に、患者さまへのメッセージをお願いします。

美容医療って、なかなか最初の一歩が踏み出しにくいですよね。ちょっと怖かったり、どうなんだろうって不安な気持ち、すごくわかります。

でも、実際に受けてくださった方のほとんどが「もっと早くやっておけばよかった!」って言ってくださるんですよ。なので、まずは話を聞きに来るだけでも大丈夫です。全然、いきなり施術受けなきゃいけないとか、無理にお金使わなきゃいけないとか、そんなふうに思わなくて大丈夫なので。

プロの話を聞いてみて、「納得したな」「受けてみたいな」って思った時に、施術を受けていただけたら、それが私たちにとっても一番嬉しいです。

銀座リシェスクリニックの基本情報

施設名
銀座リシェスクリニック
診療科目
美容皮膚科・一般皮膚科・美容外科
責任者
平岡 美樹子 院長
電話番号
03-6264-6874
住所

〒104-0061
東京都中央区銀座8-8-8 銀座888ビル 12F

公式サイト
https://richesse.clinic/

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