大学病院に引けを取らない手術環境を目指して
先生のこれまでのキャリアを教えてください。

私は1985年に昭和大学医学部を卒業し、そのまま大学院に進学しました。当時は大学院と臨床研修を同時に進められる時代でしたので、非常に恵まれた環境だったと思います。その後、医学博士号を取得し、形成外科の専門医資格も取りました。
形成外科医として研鑽を積むなかで、大学病院だけでなく前橋日本赤十字病院や東京逓信病院、自治医科大学病院といった規模の大きな病院で研修を経験できたことは、私にとって大きな財産になりました。先輩方から直接手ほどきを受け、たくさんの症例を経験できたからこそ、専門医を取得できたのだと思っています。
1995年にクリニックを開業された際にこだわった点はなんでしょうか?
専門医を取って関連施設で経験を積むと、医師としての進路は大きく3つに絞られてきます。医局に残って教授を目指す道、関連病院の部長として定年まで勤める道、そして開業する道です。私は開業することを選択しましたが、その際にこだわった点は「手術体制の整備」です。
「形成外科であれば、開業しても全身麻酔下で行うある程度大きな手術ができるのではないか」。このように考えて、開業してから少しずつ施設を大きくしていきました。現在、当院の手術室は3つあります。大学教授の先生方が当院で手術をしていた時期もあります。今は若い先生方にも来ていただいて、骨切りなどの手術にも対応できる体制を整えています。
当クリニックは、大学病院の手術室とそれほど変わらないレベルまで環境を育ててきたつもりです。「開業医だから小さな処置しかできない」ということにはしたくなく、外科医として一生過ごしたいという思いを体現してきました。









