コンプレックスから始まった、美容医療への道——患者に寄り添い続ける理由
医師として、形成外科を目指された背景にはどのような経験があったのでしょうか

原点は、自身のコンプレックスを解消したいという想いです。
中学・高校時代に部活でハンドボールをしていたのですが、その時に前十字靭帯というひざの怪我を負い、手術を受けました。機能自体は回復したのですが、右膝に大きな傷跡が残ってしまって、それがコンプレックスとなりました。
その後も傷跡が気になるという気持ちはずっと胸にあったのですが、医大に入ってから、形成外科が傷跡を修正する分野だと知りました。実際に扉を開き、受診したことが、美容医療の道に進む第一歩を踏み出すきっかけになったように思います。自分自身の体験があったからこそ、見た目の悩みがどれほど人の気持ちに影響するのかを強く実感していたんだと思います。
形成外科では、顔面骨の骨折だったり、先天異常だったり、保険診療の中で“マイナスをゼロに戻す”ような治療が中心で、そこにはとても大きな使命感があり、同時にそこで働かれている先生方のことを本当に尊敬していました。ただ、形成外科の医局に所属した2年間、実際の現場で治療に携わることで、私が目指したいと思い描いた“コンプレックスを解消するための医療”とは少し方向性が違うと感じるようになり、より自分の目指す治療に近いと考えた美容医療の道に進むことを決めました。
ありがとうございます。W CLINICでは一般的なクリニックよりも多様な治療項目があるようですが、なぜですか?

美容医療の道に進んでみると、実際にはレーザーや手術だけでは改善しきれない、体の不調やお悩みがあることに気が付いたからです。そこで漢方医療を新たに学んだり、婦人科の医療領域などにも学びを広げていきました。
近年では男性美容のニーズも高まっているので、男性専用クリニックを立ち上げるなど、患者様のニーズに応える形でクリニックに取り入れていったことで、現在の自然で身近な美容医療を提供する形に進化してきたのかなと思っています。










