豊胸手術では、豊胸術の選択だけでなく、どのドクターを選ぶかがとても重要です。大切な自分のバストを任せるのですから、信頼できる医師に施術をお願いしたいものですよね。ここでは、技術力が高く、理想のバストアップを実現してくれるドクターの選び方を紹介します。
豊胸コラム
どんな医療機関・クリニックで豊胸したらいい?自分に合う名医の見つけ方
執刀医・ドクター選びの重要性
クリニック名だけで豊胸手術を決めることはおすすめしない
豊胸手術を受ける時、「大手クリニックであれば安心」と考える方も多いのではないでしょうか。確かに、大手クリニックは知名度などを生かしたマーケティングで、魅力的なメニューを打ち出しています。価格調査を行なっているため、値段も小規模クリニックに比べて安いことが多いです。
大手クリニックの豊胸メニューは全国共通ですが、違うのが豊胸手術の出来栄えです。複数のドクターが在籍しているクリニックでは、執刀する人によって手術の出来が変わることも起こりえます。
手術をした結果、納得のいくバストに仕上がるかどうかは、担当するドクターにかかっていると言っても過言ではありません。クリニックの知名度や名前だけで選んでしまうと、希望するバストにならない恐れもあるということです。
豊胸術を成功させるためには、担当するドクター選びがとても重要です。では、良いドクターを選ぶにはどういった点を確認すればよいのでしょうか。次の項目で詳しく紹介します。
どんなドクターを選べばよい?
美容外科専門医を選ぶ
美容クリニックに在籍しているドクターは、実は必ずしも専門医資格を有しているとは限りません。
医師の免許があれば、特に専門医資格はなくとも美容外科のドクターになることが可能です。つまり、今までは内科など全く違う分野の治療を行なっていて、美容外科に転職し、美容分野での経験がないのに診療を始めることもあります。美容外科における研修や資格は必要ないため、経験不足によりトラブルが起こってしまった美容整形のケースも実は存在します。
しかし、美容に特化した技術を持ち合わせていることを証明する専門医という制度があります。そのドクターが美容外科の専門医であるかどうかは、豊胸を任せていいか確認するファーストステップです。
日本美容外科学会認定の専門医
名医と呼ばれるドクターは、日本美容外科学会の専門医であることが多いです。
日本美容外科学会は、日本形成外科学会の専門医によって構成されていています。形成外科の専門医になるためには、最低5年の研修と専門医認定試験に合格しなければなりません。美容外科学会では、形成外科の専門医の資格を取得した上で美容外科での経験を積み、学会が定める厳しい審査を通った医師のみに日本美容外科学会専門医の資格を付与しています。
形成外科では、事故で起きた外傷や熱傷、先天異常の治療を行いますが、美容外科でも同じような技術が必要です。疾患として保険適用するものを形成外科で扱い、自費治療は美容外科が扱うことで分野は分かれていますが、形成外科医として経験を積んだ専門医であれば、美容外科においても技術的に安心と言えます。
美容外科学会は、専門医の資格認定だけでなく、年間3回の学会や国際美容外科学会の学会への参加など、常に技術を高めていく組織です。美容外科技術の向上のために、学会へ参加する熱意のあるドクターも多いでしょう。日本美容外科学会のウェブサイトでは、そんな専門医を名前やクリニック名、地域から検索することができます。
形成外科医としての経験歴
形成外科医になるドクターは、手先が器用であることが多いです。医学生が専門を選ぶ時、手先が器用な人は形成外科を目指すと言います。
豊胸では、脇に数センチのメスを入れ、離れた部分にシリコンインプラントを挿入する手術や、最適なエリアからバランスよく脂肪吸引してバストに注入する手術など、いずれも高い技術が必要です。
美容外科では、最新の機器が導入されており、仕上がりやダウンタイムの抑制などドクターの技術をサポートする機械が登場しているのも事実です。しかし、傷が残らない仕上がりの美しさは、ドクターの技術力にかかっています。そのため、形成外科で経験を積んできたドクターは、美容外科での技術に安心感が持てます。また、形成外科医専門医の資格を持ち、美容外科で経験を積んでいることがよい仕事につながるのです。
同じ形成外科医でも、豊胸を数百件行ってきたドクターと経験が少ないドクターでは、手術にも違いが出るでしょう。形成外科としてさまざまな疾患の治療を行なった経験を持ち、さらに美容外科で経験を積んだドクターこそ、信頼できる経験を持っていると言えます。
ドクターの信頼性はどこでチェックするべき?
美的センスが高い
豊胸では、技術のレベルが高いことに加えて、美的センスがとても重要です。技術的には問題がなくても、患者がそのバストを美しいと思えなければその手術は成功したとは言えません。ドクターが見て美しいと思えるバストと自分が見て美しいバストの価値観が一致しているかが重要です。
ドクターの美的センスについては、症例写真を見ると良いでしょう。もし症例として提示されているものが体のバランスに合っていないバストや不自然な形のバストだったら、そのドクターに執刀してもらった場合、自分のバストもそのようになってしまう可能性があります。そんなトラブルを解消するためには、理想のバストの写真を集めておくこともオススメです。
理想の症例を見つけた時、その手術を執刀したドクターがわかれば、その人に担当医になってもらうことがベストです。
症例はクリニック内で確認できる資料だけではありません。医師やクリニックは、ウェブサイトやブログ、インスタグラムやYoutubeなどのSNSを使って、積極的に症例を公開しています。手術前後(ビフォー&アフター)の症例写真をよく見てみることに加えて、良いと思った症例をどのドクターが執刀したかを確認しましょう。
口コミで名前が挙がっているドクター
豊胸を含めた美容医療には、実際に施術を受けた口コミが集まるインターネット上の口コミサイトがあります。日々投稿される数多くの口コミの中には、クリニック名だけでなく執刀したドクターの名前が出ていることがあります。
口コミサイトを見て、悪い口コミよりも「その先生にやってもらってよかった」という口コミが多ければ、判断材料の一つになるでしょう。口コミでは、その先生の技術やカウンセリング時やアフターフォローでの対応などもありのままに書かれていることが多いため、自分に合う先生かどうかを確認する一つの手段になります。
ドクターの経歴を確認する
ドクターの情報を公式サイトなどでチェックすると、卒業大学や専門分野、勤務歴などの経歴がわかります。美容外科医として働く前に、形成外科で働いていたかどうかなども同時にチェックしましょう。詳しい経歴がわからない医師は、形成外科や美容外科での経歴が少ないかもしれません。経歴の他に、日本形成外科学会専門医、日本美容外科学会専門医という表記があれば、形成外科や美容外科での経験や技術があると判断できます。美容外科では、20代の若い医師が働いていることも少なくありません。若い医師は、優秀であったとしても経験が少ないことがデメリット。たくさんの施術やケースを経験してこそ、患者一人一人に合う施術を見つけることができます。そのため、美容外科では10年以上のキャリアがあるドクターを探しましょう。20年以上の経験があり、優秀な技術があると、大手クリニックの院長や開業して個人クリニックを経営していることが多いです。院長は病院の顔でもあるため、豊胸に失敗するケースはあまり考えられないでしょう。施術は、そのような経験豊富なドクターに任せると安心です。
手術を決断する前に確認するポイント
カウンセリングが丁寧であるか
カウンセリングから施術まで一貫して同じ医師が担当することはとても重要なポイントです。
カウンセリングと施術が別の医師であると、せっかくカウンセリングで共有したことが、引き継がれず、希望通りにならないことがあります。担当医制になるかどうかなど、気になることがあれば美容外科のスタッフに確認してください。
カウンセリングでは、希望をしっかりと聞いてくれているか、どんな豊胸術が一番よいのかを詳しく確認しましょう。言葉だけで伝えるのが難しいという方は、シミュレーションシステムを導入しているクリニックが安心です。
カウンセリングでは、必ずリスクについての話が出ます。リスクの話をしたがらない、説明を短く切り上げようとしている、患者の気持ちを理解してくれないなど気になる言動があったら、信頼できるドクターとは言えません。丁寧かつ時間をかけて親身になってくれるドクターこそ、熱意のある名医といえるでしょう。
セカンドオピニオンも考慮してみる
たとえ名医と呼ばれるドクターでも、今まで経験した施術の中から最適な施術方法を提案することがほとんどです。例えば、癌などを疾患した時には、担当医から「セカンドオピニオンを取りますか」などと確認される場合もあります。
セカンドオピニオンとは、治療を受けている主治医とは別に、他の医師に意見を求めることです。豊胸手術でも、セカンドオピニオンを取ることで、受ける豊胸手術の種類が自分にとってベストかどうかを確認することができます。
カウンセリングを受けることは無料であるクリニックがほとんどなので、気になるドクターがいれば、複数の医師からカウンセリングを受けてみても良いでしょう。さまざまな意見を聞くことで、思っていなかったよりも良い施術方法を提案してもらえる可能性が上がりますし、もし複数の医師から同じ施術方法を提案されたとしても、自分の希望に合った施術なのだという信憑性が増すでしょう。
アフターフォローの体制が十分に整っているか確認する
豊胸手術では、経年の経過とともに入れ替えや再豊胸を行うケースが多いです。一度手術を受ければそれで終わりではなく、術後は何回かクリニックに通う必要があります。
また、二回目以降の豊胸の時には、手術を担当して状況を理解している担当医に診てもらうことが安心です。院長やクリニックで長く働いているドクターであれば、数年後のアフターフォローでもまた安心して診察してもらうことができるでしょう。転職を繰り返している若いドクターでは、数年後はすでに在籍していないかもしれません。アフターフォローはもちろん、気になった時にはいつでも相談できるようなドクターを選んでください。
まとめ
クリニック名や豊胸メニューで決めてしまいがちな豊胸手術。口コミで出てくるクリニック名は参考になりますが、どのドクターの技術も同じというわけではありません。
大切なバストを任せることができる名医師とは、形成外科や美容外科で十分な経験があり、技術力や信頼性が高い人です。経歴や症例を参考にするだけではなく、カウンセリングで実際に会い、理想のバストへ向けて施術をしっかりとしてくれるドクターかどうかを判断しましょう。
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