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セルバンク・インサイドストーリー
バイオサイエンス部 矢島琢己のインサイドストーリー
バイオサイエンス部について
- 峰尾
-
矢島さんはバイオサイエンス部の部長ということですが、バイオサイエンス部について簡単に教えていただけますか?
- 矢島
-
バイオサイエンス部というのは三つの課から構成されている部署になります。
一つ目として実際に患者様から預かった組織片だったり細胞を培養する製造課。
もう一つがその製造課によって培養された細胞に品質試験というのを行うんですけれども、その品質試験をする品質課という二つの課があります。
それともう一つ研究開発課というのがございまして、その課では新しい細胞の培養方法を考えてみたり、あと新しい技術を既存の今ある肌細胞とかの培養の技術に新しい技術を導入してみたり、そういった研究をするという研究開発課がございます。
- 峰尾
-
そして矢島さんはそのバイオサイエンス部の部長としてどんなお仕事をされていますか?
- 矢島
-
バイオサイエンス部の部長としては、この三つの課を管理するというのが部長としての主の業務となるんですけども、一つで言うと製造課においては生産管理、細胞の状態から施設…CPCと呼ばれる細胞を培養する施設があるんですけども、その施設の管理だったり、また培養する機器の管理をやってます。
それと品質課においても、品質試験をする機械だったり、品質の試験がちゃんとできているかな?というのを見たりしています。
それとあと研究開発課で新しい細胞だったり、技術がどういうものがあるかな?とか、あとはどういうものが美容業界だったり、そういった再生医療業界での新しいことは何かな?というマーケティングだったり、そういった情報を集めたりとかもしています。あとは実際に実験とかもしてます。
- 峰尾
-
かなり多岐に渡る管理だったりサポートを…。
- 矢島
-
基本的には全部やってる感じですね。
仕事のやりがい、大切にしていること
- 峰尾
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本当にそんなセルバンクの心臓となるような部を束ねてらっしゃるということで、いろんな業務に携わっていると思うんですが、特に日常業務において大事にしていることだったり、心掛けてることはありますか?
- 矢島
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基本は何かトラブルとか起きた時にどういうふうに回避するかとか、そういうリスクマネジメントというんですけど、そういったものですね。こういったトラブルが起きた時にこういったふうに対処してトラブルをなくす…回避できたりとか、そういったことを常に考えてたりしますね。
- 峰尾
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そんな中、やりがいに思ったこととか今までで思い出深かった出来事とか何かありますか?
- 矢島
-
基本はさっき言ったリスクマネジメントそして知識とかは結構な量を蓄えて自分で持ってないと、何か起きた時とかに対処できないんですけども、そういったのはあらかじめ毎日何かすごくいろんなことを見たり、経験とかしてそういう知識は「あ、こういう時はこうするのかな?」みたいなというのがあった時にそれはちゃんとうまくいったり、そういったことをすると一応事前に勉強しといて良かったみたいな感じはあります。
あと基本は元々研究開発課だったので、論文とかで実際にこうできるというふうな技術があったとした時に「実際うちでもこういうふうにやってみて、それをどういうふうに改良したらできるかな?」という実験とかするんですけども、それは基本的に研究同意を取って、実際の患者様の検体を使って実験するので、その時は失敗が許されないんですけども、思っていた通り理論展開した時の自分で計画立てたのがちゃんとうまくいったりすると「ああ、良かった…」みたいになりますね。
- 峰尾
-
普段から矢島さんはいろんなことに興味がありますもんね。「セルバンクでもっとこういうのを作ったらいいじゃん」とかいろいろと発言されてますからね。
- 矢島
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そうですね。
- 峰尾
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そういうのが実現していく過程にも面白さを感じたり、成功した時の喜びというところですかね。
- 矢島
-
それが楽しいのかなとは思いますね。
Honmonoとは
- 峰尾
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Honmonoについてのお話に進んでいきます。『Honmono』の季刊誌で矢島さんは出演もされてらっしゃるのでご存じの方も多いかもしれないですが、Honmonoのメッセージの中で「人生は価値あるものを探し求める旅」というメッセージがあるかと思うんですが、本当に価値のあるものというのは、矢島さんはどのように捉えてますか?
- 矢島
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それはすごい難しい質問ですよね。みんなどう答えてるか知らないんですけど、自分なりに考えたんですけども、本当に価値あるものはみんなは大体モノとか、そういった商品を考えると思うんですけど、それとは違くて、経験とかも「本当の価値がある」みたいなのにもなるのかな?とちょっと思います。いろんなことを経験することによって、本当の価値あるものにたどり着くのもあるのかなと思います。
- 峰尾
-
よくあるプライスレスみたいなものですよね。
- 矢島
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そうなんです。みんな「こういったものがあったらいいな」とか自分でみんな考えると思うんですね。そういうのは基本、夢とかじゃないかな?と、価値あるものは夢を持つこととかそういうことが価値あって、それを現実に具現化させるためにいろいろなことを経験して、その夢を形づけるのが本当に価値あるものなかなと思いました。ちょっとよく分からないですよね。
- 峰尾
-
そしてバイオサイエンス部の役割の中で、セルバンクが目指すHonmonoというところにどのように貢献していけるとお考えだったりしますか?
- 矢島
-
それは多分肌細胞とかの患者様がこういったことをやってみたいなとか、そういったみんなの嗜好みたいな思いがあると思うので、それを「きれいになりたい」とかいう、それも多分夢だと思うんですね。「自分はこうなりたい」とか、それに対してのバイオサイエンス部では患者様の細胞を扱ってそれを育てるというので、そのHonmonoへのお手伝いみたいなイメージがありますね。
人生の中で大切にしていること
- 峰尾
-
そして矢島さんのパーソナルな部分のお話です。矢島さんが人生の中で大切にしているものは何かありますか?
- 矢島
-
人生の大切しているものは基本ポジティブになった方がいいのかなというのはあるんですけども、一番考えてるのは何か自己客観視は結構重要なのかなと思っていて、自分がこういう感じでいろいろ物事をやったりとかしますけども、1歩引いてみて、それをはたから見た時に「これはどうなのかな?」というふうに、それに評価ができる人はなかなかいないのかなと思います、すごく一丁前のことを言ってますけど(笑)
- 峰尾
-
そういう視点を大事に持って日々何をするにも行動している?
- 矢島
-
そうですね。客観視できるようにしています。
- 峰尾
-
座右の銘だったり、好きな言葉とかありますか?
- 矢島
-
座右の銘、好きな言葉…そこはあまりないんです。
- 峰尾
-
素直にないという。
- 矢島
-
すみません、ないです。
- 峰尾
-
じゃあ、客観視するというところですかね。
- 矢島
-
そうですね。
好きなこと
- 峰尾
-
あとはお仕事以外でも何か最近こだわってるものとか、突き詰めてるものとかあったりしますか?
- 矢島
-
元々歴史が好きなんですよ。その歴史のお話…伝記とかを読んだりとか、YouTubeでも大河ドラマでもいいんですけど、そういうので見るのが結構好きなので、そうするとその中にいる偉人とか出てくる人たちが「こういったことをするのかな」とかというのがいろいろためになる。
- 峰尾
-
武将とか?
- 矢島
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そういうのもいいですよね。
- 峰尾
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民をつかさどる感じとか、そこが今とリンクするかもしれませんね。
- 矢島
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そうですね、そんな戦国時代じゃないですけど、そういうのがあったり。
- 峰尾
-
意外でした歴史が好きだなんて、何か好きになったきっかけとかあるんですか?
- 矢島
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元々、時代劇とかそういうのは好きなので、歴史もそういった観点でこういったお城とかも見に行ったりとかも嫌いじゃないですよ。めっちゃ意外ですよね。
- 峰尾
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サーフィンばっかりかなと思っていました。
- 矢島
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そうですよね。結構調べたり刷るのは好きなので、あとは最近面白いのは元(げん)は分かりますか?チンギス・ハンとかのモンゴル。そこら辺とかもすごく面白いんですよね。
- 峰尾
-
ちょっと個人的にも歴史を勉強したいなと最近になって思い出したので、ちょっと見習いたいと思います。
- 矢島
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歴史は結構楽しいと思いますよ。
- 峰尾
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ありがとうございます。
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