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肌の再生医療での「目尻のシワ」の治療

株式会社セルバンクは特定細胞加工物製造事業者として、再生医療の普及活動を行なっており、その一環として関連する医療・美容情報につきましても発信しております。本記事でご紹介している内容にはお取り扱いがないものも含まれますが、肌再生をはじめとする再生医療の専門企業として情報を掲載しております。セルバンク製の細胞を使った再生医療では、顔全体・首・手などの肌のアンチエイジング治療ひざ等の関節の痛み(変形性膝関節症)の治療豊胸・乳房再建などの治療が可能です。
Contents
  1. 「目尻のシワ」とは
  2. 再生医療で「目尻のシワ」の改善ができる仕組み
  3. 再生医療での「目尻のシワ」の治療のダウンタイム
  4. 再生医療での「目尻のシワ」の治療の効果について
  5. 他の治療法との比較

「目尻のシワ」とは

笑った時にくっきりと表れる、目尻の横シワが「目尻のシワ」です。「笑いジワ」や「カラスの足跡」などと呼ばれることもあります。

目尻のシワには2種類ある?

ちりめんジワ・小ジワ

ちりめんジワ(小皺)は、肌のハリ(弾力)が失われることで出来る浅く細かいシワです。 特に肌の薄い目元等に出来やすく、肌の老化の象徴と言われ老けて見られる原因となります。

目元のシワ

目元のシワは、表情の変化による筋肉の動きにより出来る溝の部分が折り目となり残ってしまう表情シワです。

表情ジワは赤ちゃんの頃から出来るシワですが、年齢とともに肌のハリ(弾力)が失われると、元に戻ろうとする力が弱くなり徐々に深くなっていきます。

「目尻のシワ」ができる原因

目のまわりの肌は他の部位よりも薄く、肌の老化が表れやすい場所です。

通常の皮膚の厚みは、1~2mm程度ですが、目のまわりに関してはおよそ0.5mm程度の厚みしかなく、紫外線(光老化)、乾燥、摩擦等による肌へのダメージが目立ちやすい場所です。

皮膚の厚みを「ティッシュ」と「画用紙」に例えると、ティッシュは薄くクシャクシャに折ることができ、その後もう一度広げると、細かなシワが出来ています。しかし、画用紙は厚く弾力があり、クシャクシャに曲げようとしても、細かなシワにはなりません。また、ティッシュはクシャクシャに丸めるとそのままの形を維持しますが、画用紙はクシャクシャに丸めても、時間が経つとある程度開いてきます。

肌もこれと同じで、皮膚が薄いとシワになりやすく戻りにくい。逆に皮膚が厚いとシワができにくく、戻りやすいのです。

再生医療で「目尻のシワ」の改善ができる仕組み

目のまわりは他の部位よりも皮膚が薄いため、細かいシワができやすい場所ですが、シワがくっきりと刻まれてしまうのは、加齢などによりお肌のハリや弾力が失われ、一度ついたシワが元に戻らなくなってしまうからです。

肌の再生医療の治療は、肌のハリの元となる「コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチン」を生み出す“真皮線維芽細胞(しんぴせんいがさいぼう)”を増やす治療です。あなたの体に元々ある細胞を増やして、また戻す。すると、増えた真皮線維芽細胞がコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンを生み出し、お肌のハリや弾力を蘇らせ、みずみずしく若返らせてくれるのです。

再生医療での「目尻のシワ」の治療の
ダウンタイム

肌の再生医療は、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの異物を注入したり、メスを入れる他の美容整形とは異なり、使うのは元々自分の体にある「細胞」と「血液」のみですので、副作用のリスクが極めて低い安全な治療法です。

しかし、細胞の移植には注射針を用いるため、以下のような副作用が生じる場合があります。いずれも、通常は数日程度でよくなります。

  • 移植する際の注射による小さな出血
  • 小さな内出血、青あざ
  • 移植部位の腫れ、赤み

※治療遂行に際し、「麻酔薬・注射液・キズ薬」の3剤を必要とします。これらの薬剤によるアレルギー等の反応(副作用)が起こる方もごくまれにいらっしゃいます。これらはあくまで一時的な反応に過ぎません。自分自身の線維芽細胞を移植することに副作用は認められておりません。

再生医療での「目尻のシワ」の
治療の効果について

肌の再生医療で目尻のシワの治療をした場合の効果の現れ方と、持続期間について説明します。

効果の現れ方

肌の再生医療の効果の現れ方は、他の美容医療と比べると非常に緩やかです。

お肌のハリやうるおいを保つ「肌細胞(真皮線維芽細胞)」は、年齢と共に減少していきます。肌の再生医療で肌細胞を増やし、再びお肌に補充すると、肌の働きそのものが活発になり、少しずつお肌が若返ります。徐々に肌の機能が回復していくため、ハリやたるみが改善されるまで約3ヶ月~半年ほどかかります。

効果の持続期間

肌の再生医療は、コラーゲンやヒアルロン酸などを注入する「対症療法」とは異なり、肌の機能そのものを蘇らせる「根本治療」です。そのため、一度肌の再生医療で若返ったお肌は、またその状態から年を重ねることになり、効果は長期的に続いていくと言えます。

※培養し移植した真皮線維芽細胞のターンオーバーはおよそ5~6年です。保湿・UVケアなどのお手入れをしっかりされている方はより効果が持続しています。

※改善効果には個人差はございます。

他の治療法との比較

医療機関・クリニックでの治療法

医療機関・クリニックでできる目尻のシワの治療法にはいくつかの種類があります。

注入治療

ボトックスやヒアルロン酸などを注入する治療法でもおでこのシワを改善することができます。

ボトックスは、筋肉の動きを止め表情の癖などが原因のシワを目立ちにくくする治療法です。ただし、引きつれや表情の変化が起こるリスクが生じます。
ヒアルロン酸注入は、シワのある部分にヒアルロン酸製剤を注入し、シワを埋め立てることで目立たなくする治療法です。

どちらも即効性がありますが、その効果は数ヶ月~半年ほどで吸収され、薄れてしまうため、定期的な治療が必要です。

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