治療できる部位
肌の再生医療での「こめかみのくぼみ」の治療
「こめかみのくぼみ」とは
耳の付け根と目の中間にある「こめかみ」がくぼみ、影ができてしまう状態を「こめかみがくぼんでいる」と言います。
こめかみがくぼんでいると老けた印象になり、他のパーツよりも比較的注目されにくいですが、案外大きな印象の変化をもたらす箇所です。
「こめかみのくぼみ」ができる原因は皮膚の緩みと脂肪の減少
こめかみのくぼみの原因は、加齢による皮膚の緩みと脂肪の減少により、骨格に沿って肌が落ち込んでしまうことです。また、こめかみの皮膚の下には下顎を支える「側頭筋(そくとうきん)」という筋肉があります。側頭筋が衰えてしまうこともこめかみがくぼむ原因となり、側頭筋の衰えに皮膚の緩みや脂肪の減少が合わさると、さらにくぼみが目立つようになってしまいます。
再生医療で「こめかみのくぼみ」の改善ができる仕組み
肌の再生医療の治療を行なうと、肌の緩みを改善し肌のハリや厚みを取り戻すことができます。すると、骨格に沿って落ち込んでしまった肌がピンと張る事で、こめかみのくぼみを改善します。
肌の再生医療の治療は、肌のハリの元となる「コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチン」を生み出す“真皮線維芽細胞(しんぴせんいがさいぼう)”を増やす治療です。あなたの体に元々ある細胞を増やして、また戻す。すると、増えた真皮線維芽細胞がコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンを生み出し、お肌のハリや弾力を蘇らせ、みずみずしく若返らせてくれるのです。
再生医療での「こめかみのくぼみ」の治療の
ダウンタイム
肌の再生医療は、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの異物を注入したり、メスを入れる他の美容整形とは異なり、使うのは元々自分の体にある「細胞」と「血液」のみですので、副作用のリスクが極めて低い安全な治療法です。
しかし、細胞の移植には注射針を用いるため、以下のような副作用が生じる場合があります。いずれも、通常は数日程度でよくなります。
- 移植する際の注射による小さな出血
- 小さな内出血、青あざ
- 移植部位の腫れ、赤み
※治療遂行に際し、「麻酔薬・注射液・傷薬」の3剤を必要とします。これらの薬剤によるアレルギー等の反応(副作用)が起こる方もごくまれにいらっしゃいます。これらはあくまで一時的な反応に過ぎません。自分自身の線維芽細胞を移植することに副作用は認められておりません。
再生医療での「こめかみのくぼみ」の
治療の効果について
肌の再生医療で「こめかみのくぼみ」の治療をした場合の効果の現れ方と、持続期間について説明します。
効果の現れ方
肌の再生医療の効果の現れ方は、他の美容医療と比べると非常に緩やかです。
お肌のハリやうるおいを保つ「肌細胞(真皮線維芽細胞)」は、年齢と共に減少していきます。肌の再生医療で肌細胞を増やし、再びお肌に補充すると、肌の働きそのものが活発になり、少しずつお肌が若返ります。徐々に肌の機能が回復していくため、ハリやたるみが改善されるまで約3ヶ月~半年ほどかかります。
効果の持続期間
肌の再生医療は、コラーゲンやヒアルロン酸などを注入する「対症療法」とは異なり、肌の機能そのものを蘇らせる「根本治療」です。そのため、一度肌の再生医療で若返ったお肌は、またその状態から年を重ねることになり、効果は長期的に続いていくと言えます。
※培養し移植した真皮線維芽細胞のターンオーバーはおよそ5~6年です。保湿・UVケアなどのお手入れをしっかりされている方はより効果が持続しています。
※改善効果には個人差はございます。
他の治療法との比較
医療機関・クリニックでの治療法
医療機関・クリニックでできるこめかみのくぼみの治療法にはいくつかの種類があります。
注入治療
こめかみのくぼみを改善する治療としては、ヒアルロン酸や脂肪注入などの注入療法を勧められることが多いようです。くぼんだこめかみの部分にヒアルロン酸製剤や脂肪注入をし、くぼみを埋め立てることで目立たなくする治療法です。
どちらも即効性がありますが、その効果は数ヶ月~半年ほどで吸収され、薄れてしまうため、定期的な治療が必要です。
手術療法
こめかみのくぼみを改善する方法として、シリコンでできたプロテーゼを埋め込む方法もあります。異物を埋め込むことに抵抗がなければ、深いくぼみにも対応でき半永久的に効果が保たれる治療法です。
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