治療できる医療機関

松本クリニック
変形性膝関節症の治療について

痛くないひざを取り戻す

脂肪由来幹細胞(ASC)治療とは

脂肪由来幹細胞(ASC)治療とは、再生医療である幹細胞治療の一種です。自然治癒が望めない軟骨などの修復が期待でき、痛くないひざを取り戻すことができます。

治療の特徴

幹細胞治療は、

  • ①ひざの痛みを軽減、
  • ②ひざを切らない手術で、
  • ③将来的に人工関節置換手術を回避できる可能性があります。

また、④採取した幹細胞は、国から認可された施設で培養する、といった特徴があります。

PRPによる毛髪治療、アンチエイジングに特化した肌の再生医療。

また、幹細胞療法では、「変形性膝関節症」「動脈硬化症」などの治療を受けることができます。

治療の流れ

治療は、STEP.1からSTEP.5の流れで行われます。

  • STEP.1
    診察
  • STEP.2
    血液検査
  • STEP.3
    脂肪採取では、患者様ご自身の「お腹」や「太もも」「おしり」などから少量(小さな消しゴム程)の脂肪を採取します。
  • STEP.4
    培養は、無菌環境下にて幹細胞を(培養し)数億個に増やします。
  • STEP.5
    投与 培養された幹細胞をひざ関節に注入して治療を行います。組織の自己修復能力を高め、炎症を抑える効果が期待できます。

松本院長 インタビュー

脂肪由来幹細胞について

松本院長

脂肪由来幹細胞とは、色んなクリニックを見ていると、静脈注射をして、疼痛治療やアトピーの治療など、あと、何が良いかというと、糖尿病に効く。その辺のエビデンスは分からないのですが、少なくとも脳卒中・脳梗塞の後遺症での、麻痺した神経を治すことは、幹細胞(ステムセル)ではできるのではないかと、思っております。

変形性膝関節症の脂肪由来幹細胞治療について

ひざ関節に関して言いますと、ひざ関節のASC(脂肪由来幹細胞)注射は、僕はグレード4でもいけると思っているのですが、グレード3までであったら、軟骨は再生できる。そして、歩けなかった人が歩けるようになる。それから将来的に70歳~80歳になったら、絶対に人工関節置換術(手術)をしないといけないような方は、若いうち(60~70代)に治療しておけば、80歳を超えて大変な手術を受けることを、回避できる可能性が非常に高いです。

治療の効果・内容について

ひざ注射は間違いなく効く。ただ1回5000万個入れないといけない。そして、3ヶ月間隔で3回入れないといけない。色々と文献を調べた結果、僕は最初から3回入れようと。3回やるということを前提に、脂肪を取った6週間後に1回5000万個、3ヶ月後に5000万個、さらに3ヶ月後に5000万個。合計1億5000万個いれることが一番効く。それをスタンダードにしています。

治療の際に大切にしていること

松本院長

嘘をつかない。これが全てです。その2つです。分からなかったら分からないなりに、治せないかったら治せないなりに、治せそうなお医者様を紹介する。見捨てないと言っても、最後まで絶対に治せるかと言ったら、そんなことはないですから。そこは「嘘をつかない」「見捨てない」ですね。

患者様 インタビュー

脂肪由来幹細胞の治療をしようと思ったきっかけは?

患者様へのインタビューの様子

兄に勧められたのと、過去にひざに水が溜まって、3回抜いたことがある。歳をとって、歩けなくなるかもしれないと思って、日頃から歩くようにして、鍛えてはいるんですけど。それでもやっぱり、一度減った軟骨は増えない。なので、自分で周りの筋肉を鍛えてやるしかない、と思っていたところに、そういう話を頂いたので、「それだったら」と思って、治療しました。

Q. 脂肪採取時に痛みはありましたか?

全然痛くなかったです。

Q. 痛みを1~10で表すと?

0でしたね。痛みはなかったです。

Q. 治療にあたり不安はありましたか?

「信頼できる先生だな」って。

脂肪由来幹細胞の治療をしようと思ったきっかけは?

患者様へのインタビューの様子

とりあえず「痛みがない」というのが一番ですね。他の方の手術を見ていると、後がしんどい。リハビリにも通わないといけない。僕も仕事をしていて、やはり不都合があるので。今回の「幹細胞培養治療」は非常に魅力的でした。

Q. 脂肪採取時に痛みはありましたか?

全然、麻酔の時にチクチクしただけで後は全然。

Q. 痛みを1~10で表すと?

ほぼ0に近い1ですね。

Q. 治療にあたり不安はありましたか?

「無い」ことは無いですけど、思っていたより楽でした。

Q. 松本先生の印象は?

僕がずっと心臓に病がありまして。2~3年前に先生に診てもらって、「こんなもの、放っておいたらダメ」だと、とある病院を紹介頂きまして。ちょうど2年になるのかな。今のところ順調に来てますので、それ以来ずっとお世話になっています。非常にざっくばらんで良い先生です。

クリニック情報

地域の皆様のかかりつけ医として、健康をサポートします。患者様に寄り添った診療をモットーに、問診や診察にも最善を尽くして、お気軽にご相談いただけるクリニックづくりを目指しています。

松本浩彦院長

松本浩彦院長

New Jersey 州立 Rutgers University Research Fellow、東北大学農学部大学院特別研究員、京都府立看護短期大学講師、京都堀川病院外科医員、京都がん協会医員、藤田胃腸科病院医員、厚生省医薬研究機構研究員、毎日文化セミナー講師など歴任。

現職

  • ・医療法人社団 甲南回生 理事長
  • ・甲南回生 松本クリニック 院長
  • ・同志社大学 客員教授
  • ・神戸大学医学部大学院 非常勤講師
  • ・兵庫医科大学 先端医学研究所 非常勤講師
  • ・日本臍帯プラセンタ学会 会長
  • ・臨床ゲノム医療学会 副理事長、同 認定ゲノムドクター
  • ・日本過酸化脂質・抗酸化物質学会 幹事
  • ・日本外科学会 認定医
  • ・日本消化器外科学会 認定医
  • ・日本医師会 認定産業医
  • ・日本スポーツ協会 公認スポーツドクター
  • ・日本臨床研究安全評価機構 理事長
  • ・近畿外科学会 評議員
  • ・著述・翻訳 Office JIN 代表
  • ・日本文芸家クラブ 会員

所属学会・資格

  • ・日本癌学会
  • ・日本肥満学会
  • ・日本形成外科学会
  • ・日本血管外科学会
  • ・日本皮膚科学会
  • ・日本抗加齢医学会
  • ・日本美容皮膚科学会
施設名
松本クリニック
電話番号
0797-22-5511
住所
〒659-0086 兵庫県芦屋市三条南町13-16 ソレイユ芦屋 3F
公式サイト
https://m-clinic.net/
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脂肪組織から間葉系幹細胞を分離して、数千万~1億個ほどまで培養し、注射により静脈投与または局所投与を行います。

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幹細胞ですり減った軟骨を
修復できる
ひざの再生医療とは

これまで変形性関節症に対する治療法はリハビリや湿布、痛み止め、ヒアルロン酸注射などの対症療法か、そうでなければ人工関節などの手術と、選択肢が多くありませんでした。ひざの再生医療は、ご自身の幹細胞を培養して関節に注入することですり減った軟骨が修復される、膝の治療の新しい選択肢です。

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