前回はひざが腫れて熱をもっている場合の対処法でしたが、今回は腫れが比較的おさまっている場合の対処法です。長く歩かなければ痛くない、階段以外は大丈夫といった場合です。滑膜の炎症はあるが、強くない状態です。こういう時の対処法は膝を温めることです。そして膝に負担の少ない運動療法をおこなうことです。
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ひざコラム
前回はひざが腫れて熱をもっている場合の対処法でしたが、今回は腫れが比較的おさまっている場合の対処法です。長く歩かなければ痛くない、階段以外は大丈夫といった場合です。滑膜の炎症はあるが、強くない状態です。こういう時の対処法は膝を温めることです。そして膝に負担の少ない運動療法をおこなうことです。
腫れが落ち着いて来たら膝を温めるのが良いでしょう。膝を温めると血流がよくなり、膝痛の原因となっている物質が洗い流されて痛みが和らぐのです。
膝の腫れと熱感が落ち着いたら運動療法を行いましょう。
OARSI(国際関節症学会)が定めている「変形性膝関節症ガイドライン」では運動療法の有効性を患者さんに説明することが勧められています。運動療法をしていけないのは、膝が腫れて熱をもっている場合です。また外傷の場合も運動療法をおこなってはいけません。運動療法は膝に負担をかけない方法がいいでしょう。ひざに痛みを感じる運動療法は控えましょう。
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