膝痛の原因として最も多いのは、中高年でいえば変形性膝関節症です。膝が痛い時に出来る一番詳しい検査と言えば、MRIであることは間違いありません。MRI検査をすれば、軟骨の厚み、半月板の傷み具合、骨の傷んだところが詳しく分かります。変形性膝関節症の状態を詳しく調べることが出来ます。
それでは、レントゲン検査で変形性膝関節症の診断は出来るのでしょうか。
- Contents
ひざコラム
膝痛の原因として最も多いのは、中高年でいえば変形性膝関節症です。膝が痛い時に出来る一番詳しい検査と言えば、MRIであることは間違いありません。MRI検査をすれば、軟骨の厚み、半月板の傷み具合、骨の傷んだところが詳しく分かります。変形性膝関節症の状態を詳しく調べることが出来ます。
それでは、レントゲン検査で変形性膝関節症の診断は出来るのでしょうか。
右膝 人工膝関節
左膝 変形性膝関節症
上の写真を見てください。
向かって左側が右膝ですが、人工関節の手術をした後です。
左ひざは明らかに内側の隙間が狭くなっています。軟骨はレントゲンに写りませんから、隙間がへっていると軟骨がすり減っていることが分かります。また骨が変形しているのが分かります。軟骨がすり減って、骨が変形している、これはまさに変形性膝関節症の特徴です。
レントゲンだけでも変形性膝関節症と診断出来るのです。
関連記事
変形性膝関節症の診断は画像だけでおこなうものではありません。膝痛がどれだけ強く出ているか、膝の腫れの具合、膝関節の可動域、日常生活のどんな動作で膝が痛いか、などを総合して診断します。
膝痛専門のドクターであれば、丁寧な問診と視診と触診をおこなえばレントゲンだけで十分、変形性膝関節症を診断出来るのです。
MENU
Find a Clinic
Knee Re-Medical
ひざの再生医療を
提供している医療機関