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膝の治療を受ける際に、MRI検査をすることで、より精密な診断を受けることが出来ます。通常、MRIの検査は主治医や専門家より紹介状(診療情報提供書)を発行してから、検査が出来ます。
膝の治療を受ける際に、MRI検査をすることで、より精密な診断を受けることが出来ます。通常、MRIの検査は主治医や専門家より紹介状(診療情報提供書)を発行してから、検査が出来ます。
主治医から発行される紹介状は、検査機関にとってとても重要です。紹介状があることで、検査機関も迅速に患者さんの症状を把握出来るメリットがあります。
特にMRI検査が可能な画像診断クリニックや検査機関は、主治医より紹介状(診断情報提供書)がない場合は、画像検査機関に直接訪れたとしても、検査が出来ないことが多いので注意が必要です。
例えば「自分の膝の状態がどうなっているか知りたい」と、MRI検査を希望している方は、まず膝の治療を行っている医療機関に予約を取り、カウンセリングを受けることが大切です。
MRI検査が出来る医療機関では、主治医から検査部位や検査内容を確認してから予約する流れをとっている検査機関が多いので、検査の予約もスムーズに取れます。
「MRI検査が受けたいのに、わざわざ別の医療機関へ行くのは面倒臭い」と思われる方も、先に膝の治療が出来る医療機関へ訪れる順序が、遠いようで実は一番の近道です。
ポイント
MRI検査を受けたい場合は、
先に膝の医療機関に行くのが近道!
主治医と診察
MRI検査を予約・紹介状を発行
MRI検査を受ける
主治医から診断をもらう
膝の治療
X線(レントゲン)は、変形性膝関節症の診断を確定させる為に、整形外科で必ず行われる検査です。フィルムと照射装置の間に患部を置いて放射線で撮影します。X線照射を受けると、体に健康の影響が無い範囲で被爆しますが、体の内部を簡単に映し出すことが出来る画像検査です。X線(レントゲン)の画像の特徴は、骨の状態を映し出せることです。膝関節をX線で撮影すれば、どの部分の関節軟骨がすり減っているかを確認することができます。X線検査(レントゲン)で様々な情報が得られるので、膝の痛みがある方は、まずX線(レントゲン)を受けることになります。
変形性膝関節症の診断の際には、X線(レントゲン)検査をする大事なポイントは、寝た状態で撮影するのではなく、立って膝に体重がかかった状態で撮影することです。寝た状態では、膝の軟骨の間に隙間が広がって、軟骨のすり減り具合を正確に判断できないからです。また、X線でわかるのは主に骨の状態で、軟骨や筋肉、半月板などは損傷していてもX線(レントゲン)では映されないのでわかりません。
MRI検査は、強力な磁気が発生する筒状の装置に入り、体内の水素原子を画像化して検査を行います。MRI検査の画像は、身体を輪切りにしたように映し出すことが出来ます。また、MRIの画像はコントラストが強く、X線では見えない靭帯や軟骨の厚さや骨髄の状態もはっきり見えるのが特徴です。
CT検査は、変形性膝関節の症状では、最初におこなわれる検査ではありませんが、骨の状態を詳しく調べるときや、関節内遊離体や石灰化の状態を詳細に調べる時には追加で検査することがあります。
参考
黒澤尚(著)『ひざ痛 変形性膝関節症 ひざの名医15人が教える最高の治し方大全 聞きたくても聞けなかった137問に専門医が本音で回答!』
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