ひざコラム

【医師執筆】MRI検査とレントゲン検査の違い

MRI検査は、ひざの一番詳しい検査ですが、レントゲン検査とは何が違うのでしょうか。

保田医師

この先生が執筆しました

保田 真吾 先生

膝の痛み専門 大阪梅田セルクリニック 院長。京都大学医学博士。

変形性膝関節症の症例を数多く経験。
「和顔愛語 先意承問」の精神で、丁寧な診察を心がけている。

膝の痛み専門 大阪梅田セルクリニック

Contents
  1. レントゲン検査について
  2. MRI検査について
  3. 痛みの原因を診断するには

MRI検査について

MRI検査では軟骨や半月板、筋肉や滑膜、関節液のたまり方など、膝の中の様子が良く分ります。
軟骨のすり減りの程度、半月板が裂けている様子、骨が傷んでいる様子が詳しく分かるのです。

MRIをとれば痛みの原因が膝の中のどの部分にあるかが分かります。

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痛みの原因を診断するには

大きく分ければ、①軟骨の摩耗・損傷 ②半月板の変性・損傷 ③骨髄浮腫・骨壊死 ④靱帯損傷 ⑤関節内遊離体(関節ネズミ)が痛みの原因となります。

原因がはっきりすれば、適切な治療法を考えることが出来ます。
変形性膝関節症の専門的な治療をおこなうにはMRIはとても大切な検査なのです。

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