洗顔やお化粧で鏡を見た時に「肌がたるんできたかも」と、悲しい気持ちになったことはありませんか?
お肌のたるみには原因があります。適切な対策をすれば、予防ができないわけではありません。皮膚がたるんでしまうスピードを少しでも遅くできるよう、このページでは「たるみ」に関して徹底的に解説していきます。
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洗顔やお化粧で鏡を見た時に「肌がたるんできたかも」と、悲しい気持ちになったことはありませんか?
お肌のたるみには原因があります。適切な対策をすれば、予防ができないわけではありません。皮膚がたるんでしまうスピードを少しでも遅くできるよう、このページでは「たるみ」に関して徹底的に解説していきます。
肌のたるみとは、どのような状態なのでしょうか?
皮膚においての「たるみ」とは、加齢などによりハリや弾力がなくなり、皮膚が垂れ下がってしまう状態のことをいいます。
お肌がたるんでしまうと、実年齢より上に見られてしまうようになります。
また、顔の皮膚が下に垂れ下がり表情が変化することによって、不機嫌そうに見えるなど、外見に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。
たるみの原因は、体の表面である「皮膚」、そしてその下(内側)にある「皮下脂肪」、「筋肉」の3つの要素の、加齢性の萎縮(退行性変化)が進行することで起こります。
人間の体は細胞でできていますが、それはお肌も同じです。お肌の内側には様々な細胞や成分があります。
お肌の内側にある成分のうち、ハリや弾力を保つのは「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」という3つの成分です。これらの成分は、お肌の「真皮」部分にある肌細胞(真皮線維芽細胞)が作り出します。
肌細胞(真皮線維芽細胞)が減少したり、働きが低下すると、表皮を支える成分も減ってしまい、その結果お肌が支えられなくなり、たるんでしまいます。
赤ちゃんや子供の若い肌は、指で触るともちもちとして弾力があります。これは、お肌の中のハリや弾力を保つ成分がたっぷりとあり、しっかりとお肌を内側から支えているからです。
逆に、高齢の方の手や足の皮膚は薄く、指でつまむとしばらくは元に戻りません。これは、加齢などによりお肌の中のハリや弾力を保つ成分が劣化したり減ってしまい、お肌を内側から支えることができず、薄い皮のようになってしまったからです。
また、糖化も肌がたるむ原因の一つです。
糖化は細胞を劣化させるのではなく、細胞が作ったコラーゲンなどのたんぱく質(細胞外マトリックス)にダメージを与えます。たとえば、コラーゲンは皮膚組織の70%を占めますが、糖化してAGEsになると茶色に変色して、もろくなってしまうのです。そして皮膚組織の中にAGEsがたまっていくことで、シミやしわ、たるみなどが起こるのです。
皮下脂肪は、皮膚(真皮)の下、筋肉との間に存在し、脂肪と脂肪組織を支える靭帯(脂肪内コラーゲン繊維)で構成されています。
皮下組織はコラーゲンによって網状になりながら姿態を維持し、かつ上層の皮膚と、下層のスマス筋腱膜を繋ぐ靭帯組織によって維持されています。
皮下組織が酸化ストレスや光老化、物理的な圧力によって傷つき、伸びてしまうと、脂肪を支えきれなくなります。故に脂肪が重力に負け、垂れ下がってしまうというわけです。
ここでいう筋肉とは身体の特に四肢に存在する一般にいう筋肉(骨格筋)ではなく、表情筋群やSMASと呼ばれる筋膜を総称して顔の筋肉を指します。もちろん顔の筋肉も一般にいう筋肉(骨格筋)同様、加齢により衰えていくのが自然な現象でしょう。
顔のたるみ、肌のたるみに直接影響を及ぼすこれらの筋肉やSMAS(表情筋群)は、実は一般にいう筋肉(骨格筋)とは異なっています。その特徴は何といっても、これらの顔のたるみに影響を及ぼしている筋肉(表情筋群)は不随意筋の一種という事です。
一方、一般にいう筋肉(骨格筋)は随意筋です。意識して筋肉を動かすことができる筋肉が随意筋。意識しないでも、つまり無意識に動いてしまう筋肉が不随意筋です。不随意筋の代表的なものに、食道の筋肉や胃腸を動かす筋肉、血管を収縮させる筋、心筋などが含まれます。
実は、表情筋やSMASは、進化の過程である程度、自分の意思で動かすことができるようになったとはいえ、不随意筋の一種なのです。ポーカーフェイスとか、うれしい時にはついつい無意識に笑みがこぼれるとか、怒った時には無意識に怒りの形相になるとか…、表情筋群が不随意筋の証拠は数え上げればきりがありません。
表情筋群が食道や胃腸を動かす筋肉や心筋などと同じ不随意筋であるという事が理解していただけたかと思います。
つまり表情筋群が骨格筋とは違うという事も理解していただけたと思います。
ここで、最も大切なことは、運動負荷(トレーニング)は廃用性委縮には非常に有効ですが、廃用性委縮を起こさない表情筋群にトレーニングは無効という事実です。随意筋である骨格筋は、使わないことによる廃用性委縮を起こしますが(宇宙飛行士など)、不随意筋である食道や胃腸を動かす筋肉や心筋などは廃用性委縮を起こしません。ですので、表情筋トレーニングは、そもそも廃用性委縮を起こさない表情筋には無効なのです。
もちろん、不随意筋である表情筋群も加齢による退行性変化は起こします。巷では表情筋トレーニングで老化を防止しようというキャッチがありますが、医学的に見たら表情筋トレーニングは極めて疑問です。
無理に表情筋を動かすことによって皺が増えてしまう事もありますので、過度に表情筋を使うことはかえってマイナスになるでしょう。
呼吸をして得た酸素の一部が、活性酸素になります。
活性酸素はフリーラジカルなどと呼ばれ、電子を相手から奪い取る性質を持った物質の総称です。そのため、活性酸素により電子を奪われた物質は、極端な場合その整体機能を失うことになります。
こういった活性酸素の性質が、細菌やウイルスから身体を守るという働きもします。
逆に言うと、活性酸素が過剰に生成されると、肌の細胞、たんぱく質などを壊してしまいます。もちろん、皮膚、肌に対してもです。過剰な活性酸素は肌や臓器の老化を進行させ、多種多様な病気の原因になるでしょう。
活性酸素が過剰になると、真皮で生成、貯蔵されるコラーゲンもダメージを受けてしまいます。このように体内の酸化は肌のたるみを助長させるのです。
肌の弾力は、真皮が肌のハリ成分を作り出すことで維持しています。紫外線、特にUVAが真皮まで届いてしまうと、肌のハリを保つ役目を担う働きが低下します。紫外線により、表皮の厚さが薄くなったり、真皮のコラーゲン含有量が減少する事により、たるみが加速してしまうのです。
UV-A(紫外線)が真皮層に到達し、線維芽細胞に損傷を与えるとコラーゲンの生成が低下します。それに伴って真皮のコラーゲン含有量もまた減少していくでしょう。
潤い不足の肌(乾燥肌)はバリア機能が低下し、紫外線の損傷を受けやすくなり、たるみが加速していきます。
保湿をせず肌が乾燥した状態が継続すると、肌がたるみやすくなります。
睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が阻害されます。
成長ホルモンは名称の通り、身体の成長を促進させるホルモンの事です。成長ホルモンは「肌のターンオーバーを正常にし、紫外線による肌の損傷の修復を促進する」ことで肌を回復させる働きがあります。
また成長ホルモンは、コラーゲンやヒアルロン酸等の美肌を維持する成分の分泌を促進させる作用もあります。成長ホルモンは睡眠時に分泌量が上がるため、睡眠不足になると成長ホルモンの分泌量は減少してしまうため、睡眠不足は肌がたるみやすくなるのです。
ハリある肌を保つためには十分な栄養を摂ることが欠かせません。栄養バランスの乱れは肌のたるみを招いてしまいます。特にタンパク質の不足には注意が必要です。
過剰な栄養摂取により肥満になると肌にも損害を与えてしまいます。太った人の肌は一見、ハリや弾力があるように見えます。肌の構造上、ある程度皮下脂肪がついているほうが肌の状態はよくなるのですが、脂肪による悪い影響を強く受けてもいます。
では、肌は脂肪からどんな影響を受けているのでしょうか?
太っている人は、皮下脂肪が標準体重の人よりも多いので、肌は皮下組織の脂肪で持ち上げられ、ふくらんだ風船のような状態になっています。普通、肌を引っ張ると伸び、離せば元に戻ります。しかし脂肪によってふくらみが限度を超えると肌は伸びきった状態になり、もとに戻らなくなります。その後、ダイエットなどをして皮下脂肪がなくなると、さあ大変。一気に支えをなくし、伸びきってもとに戻れない肌が、シワやたるみなどにつながるのです。これは身体だけでなく、顔にも言えることです。
肥満による肌への悪影響はそれだけではありません。脂肪細胞そのものが肌にダメージを与える可能性もあるのです。脂肪には、皮膚の下にあってつまむことができる皮下脂肪と、体の深部の内臓の周りにある内臓脂肪があります。実は、増えすぎた内臓脂肪からは、体に悪さをするホルモンが分泌されているのを知っていますか?このホルモンが悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化を促進し、高血圧に結びついたり、血糖値をコントロールするインスリンの働きを悪くし、糖尿病に結びついたりしてしまうのです。
皮下脂肪で押し上げられながら、内臓脂肪で損害を受けるので、シミもできやすくなります。また免疫機能も影響を受けるので湿疹などの肌ダメージの可能性も高まります。
肥満予防は肌ダメージを減らします。まず肥満指標であるBMIと標準体重を知ってください。肥満指標のBMAは体重(kg)÷(身長×身長)(m)で算出できます。たとえば、身長160cmで体重50kgの場合、50÷(1.6×1.6)で、BMIは19.5になります。
BMI値
自分の体重からBMIを算出して肥満予防に役立ててください。
目指したいのは、標準体重です。適正体重は(身長×身長)(m)×22で求められます。BMIが22で算出される体重は最も健康的と言われます。
喫煙により発生した活性酸素を排除するために「多量のビタミンCが消費されてしまう」事で、ビタミンCの欠乏によりコラーゲンの生成を妨げ、肌の弾力性を奪うため、肌がたるみやすくなります。たばこに含まれる「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」の三大有害物質によりニコチンの「毛細血管を収縮させる働き」によって血管が細くなります。
細くなった血管を通る血液は、一酸化炭素と結びつき、酸素不足になって、血流が滞ります。身体の末端まで血流に乗せて酸素や栄養が届かなくなると、肌の再生力が弱まります。
そして肌がたるむだけでなく「くすみが出る」「吹き出物が出る」といった肌トラブルが発生します。全身の血行が悪くなってしまうため「肌の血色が悪くなる」というのも、たばこが肌に与える悪影響のひとつといえるでしょう。
姿勢が悪く下ばかり向いていたり、口呼吸をしているような緩い表情をしていると、肌がたるみやすくなるといえるでしょう。
このような姿勢や表情のくせは、肌がたるむ原因になるので控えたほうが良いでしょう。
顔まわりは全体的にたるみが目立ちやすい部位です。特に頬は面積が広いため、たるみが生じやすい箇所が多いです。肌がたるむことでシワが目立ち、ゴルゴ線・ほうれい線・マリオネットラインなどが気になるようになってしまいます。
身体でたるみやすい部位は、二の腕・お腹や腰まわり・ヒップなど皮下脂肪が多くつきやすい箇所です。脂肪が溜まると、その重みを支えきれなくなり垂れ下がってきてしまうのです。
すでにたるんでしまった皮膚を改善するには、どんな方法があるのでしょうか?
セルフケアから医療機関・クリニックで行う治療・施術まで、解説していきます。
まずは、セルフケアでできることがあるのかを確認していきましょう。
お肌に対してのセルフケアといえば、化粧品で保湿したり、マッサージを行なうといったケアが一般的ですが、果たしてたるみの改善にはどの程度の効果が見込めるのでしょうか。
結論から先にいってしまうと、残念ながら化粧品にたるみを消す効果は期待できません。なぜなら真皮やその奥にまで化粧品の作用が及ぶことはないからです。
化粧品の作用が及ぶ範囲は表皮の一番外側にある角質層までです。これは薬事法でも決まっている事実です。スキンケア化粧品に大きな期待を持つことはおすすめしません。あくまでも保湿など、お肌を健やかに保つことが目的と認識するのが良いでしょう。
マッサージや表情筋トレーニングは肌のたるみに効果があるのでしょうか。
実は、顔のマッサージや表情筋トレーニングはかえってたるみの原因になることがあるため、注意が必要です。
セルフでのマッサージや表情筋トレーニング、美顔器で「顔筋への刺激でリフトアップできる」というのは、実は間違った思い込みです。顔の皮膚は薄く、非常に繊細なため、わずかな刺激でも反応して炎症を起こしかねません。マッサージでハリを保つ組織が壊れてしまうことがあるのです。
たるみ防止のために、顔をマッサージ器などで刺激をすることは、お肌にとっては大きなストレスとなる可能性があります。万が一、強い刺激を与えれば肌の表面は傷つき、バリア機能が壊れ、炎症を起こしやすくなってしまいます。肌の奥の組織もダメージを受けてしまうと、よりたるみやすくなってしまうので、注意が必要です。
頭皮のケアは、肌のたるみの予防に役立つでしょうか?
頭皮は確かに顔の皮膚と繋がっています。頭皮をケアしたら、たるんだ肌が引っ張られてたるみが改善されそうですが、実際は頭皮のケアが顔の皮膚のたるみを改善する事に繋がることはありません。あくまでもリラクゼーションを目的として行なうのがよいでしょう。
すでにたるんでしまった「たるみ肌」を治すには、セルフケアでは難しいことがわかりました。この項目では、医療機関・クリニックで行なうことができる一般的なたるみ治療をご紹介します。
レーザー治療によるたるみの改善効果は、一時的な対症療法です。コラーゲンを生成する真皮線維芽細胞をレーザーで刺激し活性化させることで、一時的に肌のハリを取り戻しますが、時間が経てばもとのたるみのある肌に戻ってしまうため、効果を持続させるには定期的な治療が必要です。
フェイスリフト治療とは、その名の通り顔のたるみをリフトアップする治療です。
フェイスリフト治療は大きく分けて、糸などを使った「切らないフェイスリフト」と、メスを使ってたるんだ皮膚やSMAS筋膜をダイレクトに持ち上げる「切る(切開)フェイスリフト」の2種類があります。
切らないフェイスリフトは、たるみ(老化現象)そのものを改善するものではありません。そのため、効果に個人差が大きかったり、効果が長続きしない場合があることや、全く効果が無かったなどのリスクもあるなどデメリットも少なくありません。ただし、大きな合併症などのリスクは比較的少ない安全な術式と考えられています。
切るフェイスリフトは、「顔の皮膚そのものの『たるみ』」「SMAS(スマス筋膜)と呼ばれる表情筋&筋膜の『たるみ』」「脂肪そのものの『たるみ』&脂肪膜の『たるみ』」などをダイレクトに持ち上げることができるため、あらゆるたるみに効果が期待できるといえます。
コラーゲン注射・ヒアルロン酸注射はお肌へのフィラー(注入物)です。シワやたるみそのものを改善するのではなく、へこんだ部位に注入することで溝を埋め、シワを目立ちにくくする効果を狙ったものです。即効性がありますが、効果は一時的なため、持続させるには定期的な治療が必要になります。
プラセンタ注射をすることでお肌にハリや弾力を取り戻すことができれば、たるみにも効果があるということです。しかし、プラセンタ注射はダイレクトに狙った箇所への効果が出せるとは限りません。たるみの改善が目的でプラセンタ注射を行う時は、必ずしもたるみの改善ができるとは限らないことを覚えておきましょう。
フェイスラインのリフトアップ効果を期待しボトックス注射を行なう場合があります。ただし、たるみ治療に対してのボトックス注入は、お肌の状態やたるみの原因によっては逆効果となる場合があります。狙った効果が出せるかどうか、経験のある医師に診断してもらうことをおすすめします。
ダーマペンで治療をすると、針でできた傷を治癒する創傷治癒効果を応用し、皮膚を活性化させて、肌のキメやハリを回復させることができると言われています。しかし、その効果はお肌を傷つけることと引き換えに得ることができるものです。たるみ治療に対して、そのリスク以上の効果が得られるのかよく検討する必要があるでしょう。
自分自身の元気な肌細胞(真皮線維芽細胞)が組織を修復し、肌の機能そのものが若返る「肌の再生医療」。
そもそもお肌は、真皮にある肌細胞が作り出すコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンといった成分がハリや弾力を維持することで支えています。その真皮の肌細胞が減って、コラーゲンなどの成分を作り出す機能が低下した状態が老化なのです。
真皮の機能が低下して、お肌のハリや弾力を維持する成分の質が劣化したり減少すると、シワができたりたるんでしまいます。そこに、培養して増やした自分の肌細胞を大量に移植すると、コラーゲンやヒアルロン酸を作り出す肌本来の力が戻り、肌本来の機能が修復されます。つまり、肌細胞を移植することで、ダイレクトかつ極めて自然な状態で老化現象を改善させることが可能です。
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すでにたるんでしまったお肌は、セルフケアでは改善することが難しく、医療機関・クリニックでの治療が必要になってしまうことがわかりました。
医療機関・クリニックでのたるみ治療は、手術となる場合は身体の負担も大きく、手術以外でも定期的な通院が必要となったり、費用がかさむなど、負担も大きいです。そのため、何よりもお肌を今以上にたるませないための予防をしっかりと行なうことが重要です。
肌のたるみを予防するためには、肌への刺激を減らすことが重要です。たるみ解消のための顔面のマッサージを行う時は、強くこすらないように注意してください。顔の肌の細胞に過剰な刺激となるので、顔面マッサージを行う時は必要以上に強く刺激しないよう注意したうえで、慎重に行いましょう。
肌のたるみに限らず、美肌をつくるためには保湿ケア・紫外線対策が欠かせません。
紫外線は肌の老化を加速させます。適切な方法で紫外線をカットしましょう。紫外線はコラーゲンを破壊して、肌がたるむ原因になってしまいます。紫外線は肌の本体といえる真皮に悪影響を及ぼし、弾力を生み出すコラーゲンを傷つけます。シワ、シミだけでなく、たるみにも直結します。紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があり、その両方を防ぐことが肝心です。日焼け止めは紫外線吸収剤を含まないものを選んでください。
日焼け止めの表示で、「PA」は紫外線A波をカットする力、「SPF」は紫外線B波をカットする力を表します。2種類の紫外線に注意しましょう。正しいスキンケアで、健康な表皮を保つことは、紫外線をしっかりブロックできる力を保ち真皮を守ることになるのです。
肌のたるみの度合いは、たるんでいる部分だけでなく、全身の皮膚の質に左右されます。そのため、肌のたるみの予防には肌の酸化を食い止める生活習慣を実践し、身体の内側から健康的になるよう、生活習慣の改善が効果的です。
老化や生活習慣病の元凶とされる活性酸素。体内に取り入れた酸素の一部が変化し、体をサビつかせて(=酸化)悪さをする物質になったものです。肌も酸化されれば老化が加速し、シワやたるみの原因になります。活性酸素が体内で増えてしまう原因は多岐に渡ります。食事や生活習慣の改善で、活性酸素を除去する力(抗酸化力)を強め、活性酸素に負けない肌づくりをしてください。しわやたるみはマッサージでは消すことはできません。体の内側から肌を健康に保つために生活習慣の見直しをおすすめします。
特に上記に挙げた3つの生活習慣は肌を酸化させ、たるみを助長させます。肌のたるみ改善だけでなく、健康のためにも生活習慣を見直しましょう。
「肌の再生医療」とは…?
肌の再生医療は、ご自身の皮膚から細胞を抽出し培養して増えた細胞を、肌の老化の気になる部分に移植することで「若返り効果」「抗老化」が期待できる治療です。
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